昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。


根ざされた地を徘徊し、数々の痛みに打ち上げられた船を見つめ、陸地に刃向かい、均等や平等など要らぬから、確かな自らをたどり、自己に帰還するまでの軌跡を残し、そこに永遠はあふれ、はみ出すままに飲み込むすべてを受け止め、乗り越える作業にこそ、厭わず、強まる意志がとめど無くあふるるの、だ、まる