昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-05-19から1日間の記事一覧

至福

大量生産的に飼育されるという言葉で簡単に処理されるようなキャピタリズムの中で懊悩するものが、苦しみの末にしたがうことでしか自らを正せずに、ただあらゆる主義とは、一律のことを謳うが、一律のものなどないにもかかわらず、求めることだけには長けて…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 誰もいない夜だ。言葉もなく過ぎ去る風景は、何かをたずさえることも捨て、ただ現れるもの補完し、空間を遮る意味すら、君には不必要で、何かをへだてる退屈すら、優雅に感じる孤独に充満する夜は、何かによりかかることもなく、…

永続するもの

個人的な憂鬱を生み出し、現在を支配する過程から、経過していくほどに生まれる苦痛や、そこで即座に展開される意味に巻き込まれ、創造性をそこない、即席の自由を求め、革命へと掻き乱された時代を傍観するような時間が連綿と綴る意識下におかれた傍観する…

孤立

君の孤独を食べ尽くすような よろこびを敷衍させ、 確かなものもなく、 ただくたびれた感情を しのばせ、 くすむ風景に かすかな愛を感じられれば、 すべては尊くからまり、 すべてを健気なものに変える。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 たやすく思い浮かぶものが空間を汚し、何かに恋い焦がれながら、はりつめる孤独が迫り、夢に浮かぶものが孕む実情すら、ここでは、永遠に孤立している、まる