昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

かさばる本質

愛しい面影に支配されるだけに
去りゆく現状に置いていかれ、
数々のジレンマに集約される
時代などに支配され、
惨憺たる安易さでもって、
自分を利己的に支配されることに
嬉嬉として行き交うだけの理屈に
気配すら失い、
ただ謳われる普遍性に流動することだけを、
確かな流れなど、と妬ましく歌う輩が、
記憶すらもかすますの、だ。