昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

小さなもの

チクチク痛む胸を弔う彼方、
紀元前から降り注ぐ不羈な雨から、
関係をぬぐい、
感情に相似していく天気から、
恬淡に結ばれるだけの意識に
革命的なものすらいらず、
ただ静謐に潜む空間を駆除し、
相違するだけの関連から離れ、
反響する自らに連動する言葉を
他者にかぶせ、ただ骸になるまで、
拍動させる命に幸すらいらぬ。