2015-11-14 小さなもの チクチク痛む胸を弔う彼方、 紀元前から降り注ぐ不羈な雨から、 関係をぬぐい、 感情に相似していく天気から、 恬淡に結ばれるだけの意識に 革命的なものすらいらず、 ただ静謐に潜む空間を駆除し、 相違するだけの関連から離れ、 反響する自らに連動する言葉を 他者にかぶせ、ただ骸になるまで、 拍動させる命に幸すらいらぬ。