昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。


猥雑な思いが讃美歌に変わる。誰かをたたえるような歌は嫌いだ。季節と共に加速するこころに枷を嵌め、世界を娶ろう、と必死に陰惨な価値を押し付け、あたかも正しい事のように縛り付ける今に比する価値すら、貧寒なままである、まる