昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

乖離した理解

人は、人っていうことを理解してない連中がたくさん居るし、嫉妬したり、他人に期待したり、評価したり、したり顔で騙したり、怠惰になったり、退廃したり、と、忙しく付きまとう意味から逸脱して、いつだって君のためだとか、嘘ついたり、見出したものですら、すぐさま裏切るし、うるおいすらなく、すらすらと吐き続ける嘘は、つつがない生活の中で、活力すらなく、拙い一生は、一瞬であるし、考える間もなく、鑑みることもなく、ただ、行き過ぎた日々は、いさかいばかりであったと、境目すらなく、ただ、現れた一切は、過ぎ去るためだけに、悲観したり、敏感になったり、貧寒になったりと、寒空の下、虚空をなぞる指先も凍りついて、訝る先も刷新して、最たる意味も失い、奪われるだけの日々の中、数々の過ちも、無常に迫り、狭い価値にとどまるだけの、君たちの泣き言が響き渡り、猥雑な心象に芽生える時折に迫る荘厳な時折に肥大化する愛もすれ違い、思いが大きいほどに、補填される罪やら意味やら期待やらが膨れ上がり、自らをパンクさせたり、爆砕したりと、忙しい日々を演じるような時折に、平伏すだけの君たちの憧憬に食い込む当たり前の日々などは、所詮は広告により刷り込まれた価値により、勝ち負けや、善悪などを生み出し、謳われる物事に発生してくる苦しみのリフレインや、インタラクティブな観念の消失やら、世界的な汚穢やら、印象操作やらに引き摺り回されないように、何度でもやり直し、ひるがえす。