昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

空虚な夜

まるまると太った夜だ。
あどけない夜は、
閑居に押し迫る恐怖に
打ち震え、
古びた記憶の
レジスタンスとして、
倒錯する記憶に相対し、
冷酷な支配を告げる
冷厳な夜の独裁者との対峙を続け、
つたない思いに生涯は、
補正ばかりを求め、
バビロンが場面に
慢心を誘うから、
この思いはコアを無くし、
攪拌される半径に
さえない思いを長じる。