昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

この長い戦い


 中空を舞う言葉が無形な日々になびく。途端に折れ曲がる心身が、指針を持たずに、遮られることなく汎用される先々に反し、縫い付ける思いが、つれづれ続く限りに陰る本質や、苦みを帯びた卑劣な思いから懸け離れ、慧眼を用い、深淵を覗き、這いつくばる明日や、独占されるだけの命に基礎を生み出すべく、見出す今に踪跡すら無くなり、ただ導かれるままに連なる意思が、純然たる思いを重ね、関与する間に卑劣なものなどが迫り、順序を押しつけ、途端に正義を謳い出す限りにかまける思いが、緩衝する先々でレジスタンスへと変わり、抵抗し続ける限りに関与する今に確かなものを生み出し、統合を目指すよりも、統制されるだけの定めに反し、投影されるものを引っぺがし、冠絶する意識が俯瞰を飛び越え、自分すらも乗り越える辺りから、値すら無くなり、愚鈍な者が生み出す不平不満や、愚行だけを生み出す用いる者すべてから編み込まれる意識的な敗残から、緩和すべき今に達する以前に前衛的に捉える藝術的飛躍から、貧寒な意志を用い、悲歎に暮れるだけの力に関し、感応するものが、相通ずるものだと嘯く間に緩慢な意志は、カルマを謳い、罪と罰に酔いしれ、自らの意思を疎外するだけに至る法から離れ、放たれた意志は、純然たるものを抱え、課せる思いに貧するだけの価値に兌換されるだけの紙幣的な呪詛や、貨幣的な孤立から、拘泥するだけの惰性な意識に完備されるだけの概念的な整頓から、正当なものなどを引き出す限りに言いくるめられるだけに居心地の悪さが生まれ、抑止される意識は、欲心を抱き、開かれた思いの端々にビートを追い求め、咎めることなく受理する間に貧寒な意識が用いる言葉が風になびき、引き返す思いに影響を与え、詩的に掴む場面から、詩的に彩る風景が風合を用い、その場面の感触を思いに閉じ込め、閉ざされた意識に詩的な意味が敷衍し、普遍的な日常に確かなメロディーを授ける間に時系列すら狂うのであり、デカダンな意思を用い、表現されるだけの意味に加算される言動や、現用から、事実は純真無垢さを失い、ないがしろされる意味から、虐げられる現在に悲観するだけの感受性を精読し、腐敗するだけの日常に形骸化するだけの先々によじれる思考回路や、果然と包み生い茂るムードから、無感情なままに掴む意志的な要理から、判然とする途端に介する愛から軽薄な理論を携え、刷新される途端に十全としたものがあふれ、ふれあう先々に負担を無くし、不安などは、今に至るだけの痛みに加速するだけの現状に独占される意識が、被るだけの卑劣な対比を用い、物事に構造的なものを突きつけ、物事の落ち度を追い求めるだけに兌換される価値に加勢するだけのマジョリティーが生み出す悲劇から、ニヒリズムは加速し、何かを批判せずに、ただ否定するだけに陥るルサンチマンから、偽装されるギミックに感染し続ける治らない病から、あやまちを加速させ、悔悟を追い求めるだけの過去から、固執するほどに、抜け出せぬ今に無関心であり、緩衝する隙間にも、干渉されることを毛嫌いし、孤独を謳歌する裸の王様であり、はだける意識が、誰にも咎められずに、保身を謳い、保護されるだけの無為な身体に解放されるだけの意識が、謳われるだけの自由から懸け離れ、自らに連動し、つながり続ける先に生み出される次元や空間や時間をうやむやにし、にじむ現在に豊かなものだけが、場面を覆い尽くし、つくづくに迫る優雅なものだけが、この描写に兌換される価値を応用せずに、構築されるものを打ち砕くハンマーを用い、狩りへといそしみ、移送される言動から、各地に偽装される混沌から解放され、解明される間に生まれるものが、確かなものを瀰漫させ、簡易で安易なポリティカルなものに陥らぬように、自らを超越する辺りに否定するものをもう一度しっかりと自分の目で確かめ、自分の耳で聞く辺りから、同じ答えを強要する同じ者どもの至福に引きずられ、同じ価値へと倒錯する間に陥る闇から、あいまいな意識が緩慢な理由に引き延ばされ、悲嘆に暮れる間に悲観するだけの陥穽から、緩慢な差異に求められる感慨から零れるものが連鎖し、連関する間に生まれる愛が次々に花開き、干渉する隙間に確かな愛が瀰漫し、自らを綺麗に咲かせることだけに重点を置く。