2016-06-09 希望 夢降る街に 希望は溢れ、 故郷を失い さまよう豪壮な 物事や因果を飛び越え、 遥か無知で、 幼稚な意味合いに からまる真理などは、 嘘さ、と。 諭す合間に、 引き伸ばされる 論調は曖昧で、 物事に迫る差異や、 躍動する観点に ドグマすらいらないから、と。 促す先に即座に生まれるものに、 ベクトルすら無く、 なびく今に俯瞰は膠着し、 構築されたものだけを 受け入れ、 それを価値などと呼びやがる。