昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

希望

夢降る街に
希望は溢れ、
故郷を失い
さまよう豪壮な
物事や因果を飛び越え、

遥か無知で、
幼稚な意味合いに
からまる真理などは、
嘘さ、と。
諭す合間に、
引き伸ばされる
論調は曖昧で、
物事に迫る差異や、

躍動する観点に
ドグマすらいらないから、と。
促す先に即座に生まれるものに、
ベクトルすら無く、
なびく今に俯瞰は膠着し、
構築されたものだけを
受け入れ、
それを価値などと呼びやがる。