昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

よろこびの歌


 生きる事に加えられる抵抗から、薄っぺらい価値と金言ばかりが妨げる現実に注がれる意味などに観点は削がれ、些細な動機に攻め入られ、生命自体に余力を与えずに、ただ精神性ばかりがせめぎ合い、競り合う価値におとずれる圧力にこじれ、軋轢に変わり、よじれる意図から、今がからまる。和解すべき今を超え、端的な理由を寄せ集め、明晰な意味に閉じていく現在の永久になびく。映じる事が、センチメンタルを築き、継続する意思が、不安定に揺らぎながら、現在に抵抗を加え、固執するだけの理由に接続される関係から、注がれる理由が、聡明な時によじれ、物事に散漫になっていく意思から、陰鬱な衝動を抱え、重ねる思いが証明を求め、デカダンなものを配するだけの養生から、有する過程に求められる原始的なほほえみや、円環をめぐるだけの生命的な徘徊から、破壊的な蛇行を促す慢性的な痛みのメビウスや、微雨に汚される孤独な咆哮が聞こえ、言葉も持たずに制限も無く、下される理由に破砕される精神が、悟性を破壊し尽くし、若気の至りが、センチメンタリズムを形成し、迎合される隙間に不潔な予言が迫り、贋物の価値が飢餓を謳い、飢渇する道理に帰結する先々から、生命的な語源を手繰り、ゴーゴンどもがうごめく赤道を越え、南下する意味が目指す高揚感に呼応する陽光を探し、一心不乱にさまよう現実から、減容していく夜の容器にあふれる貧寒な口実から、孤独な散華や、散漫な意思にもつれる机上の空論から、空洞化していく意識的な逓減から、怠慢な意思が用いる動機に攻め入られる原理的な予言から、監視下に置かれ、契合する物事から、継承していく同期を終え、融合した意思が、統一感を用い、統合を謳う限りに、用いられる言葉に同調を含ませ、道理を利用し、理解を深めずに、乖離していく答えに大義は無く、機械的な夜との闘争を始め、革命の夜から、懐疑的な現実をさまよい、がんじがらめの理由に閉じこもり、問いかける理由が量子化し、可視化するものなどは、脳内で生み出される意識と目の機能が見せつける意味に物質的な猶予を授け、有する形に強請られる本能が、凡庸なものを見せつけられているだけに満たない、と定義を打ち砕き、定理に酔いしれるだけの意図が生み出すペシミズム的な否定から、悲観していくだけに可能性はすり減らされ、問題に磔にされ、破壊的な主義に生命的な起源を奪われ、怪訝なままに屠る言動から、現実は聡明なものを失い、見失う限りに陰る本質から、肉迫していく問題から迫害されるよろこびから、人種間から抜け出し、人間という哀れから抜けだし、哀れみに浸り、同情に至る事に愛は無く、ただ用いられるだけの愛に苛立ち、いびつな観念に迫る寂寞への逃避から、不当な処置から、処理される観念に還元される理由が領土に攻め入るから、と互いを恨む事に与えるエナジーやエレジーから、感冒を引き起こし、貧寒な現状の治らぬ病として、指定されるだけの史観から、心象は、聡明な時を見失い、みすみす取り逃がす現状かた、咎めるだけの理由へと透過されるべき意思への逃避から、統合される夜から、夜通し探しても見つからぬ愛から、乖離していく懐疑から、君の昏倒へと誘う乖離的な夜から、抵抗を加える朝の光りが悲観していく今に指定される義務から対象として、対立していく限りに接続される猶予から流される愛の電流から、回線は混濁していき、逸脱していく観念は、関係性にもつれるほどに、用いられる社会性などは、不必要であり、社会こそが、正しいのだ、と謳うだけに浸るようなニヒリストが用いる普遍的な動機に流される事も無ければ、そこに得る理由すら要らず、利用されるだけの価値に成り下がり、用いられる値に虐げられ、今ある事に投棄していくものが物語を控除し、情交に攻め入る恒常的な論争から、論理的な破産へと採算を合わせるだけの経済的な形骸化した傀儡どもがウヨウヨしている今を超えて、欺瞞に攻め入られるだけに制限を用い、最たる意味を見失うだけに浸るだけの意味から、うごめくシンドロームや、運動的な敗退や、退廃的なモジュールから、漏電していく意味合いから、機密なものが、魑魅魍魎に変わり、知性も無ければ、萎えるだけの現在に悲観するだけの感情的な相続から、桃源郷へと走り去るリゾームや、利息を受け取り、黴菌を集めるだけの真偽から、老廃物をため込み移送されるコギトの蜃気楼の広義に攻め入る原理的な敗残から、体感する意味も、関係するほどに補填されるものといえば、咎めるものをモノポリーのように変え、課せる意味とはゲーム化するコマーシャリズムを傍観する自分が自分を捨て、指定される事に用いる嗜好すら無くなり、ただ促されるものに流される傀儡として社会の歯車として、徘徊する老人になるまでの軌跡を踏みつぶし、ただ生きるという監獄へと移送されるのだ、と促すような立派なペシミストになるべく、教育を施され、嫉妬心を培養させ、立派な反体制的なルサンチマンに成り下がるための否定や批判を超えてこそ、人間から抜け出し、超克し続ける先に待ち受ける自分を受け入れるだけの価値になるべく、次々と続ける意思を飛び越える今から、意味すら無くなるほどの超越と昇華がほどこす意思がよろこびの下に凱旋する。