2016-08-30 裸体 なにかのなごりをかぶさる愛が、 接続されるだけに浸る 陰鬱なメロディーが、 浮遊する空間的な律動から、 旋律をたずさえ、 訪問するだけの意識に、 空疎な爆撃を降らす 意味合いにくだけた かけがえのない日々に、 空輸されるものも、 邪魔なだとうたかたにひしめく 理論的な排除から、 秩序は捕縄され、 放浪する意識のラプソディーが嬲り、 この自由な詩的空間に さずける愛だけが、 今に結ばれ、現在を超克する。