空間的な落伍者が浸る空疎な楽園を旋回する色の無い鳥たちが、文明の中で鳴き続け、体系的なモジュールとして、利己的な処刑を続けるだけの貧寒な世界から、応用する隠語から、嘔吐し続ける先に現れるすがすがしい快楽から、つかまつるものへと並行していく世界的な専横から、開示される愛は、祈願に満たずに、帰巣する真理や、多目的な意味に差し込む多忙な精神に回路は末端の原理へとミサイルを撃ち込み、統合されるだけの精神構造から、行為は、こじつけられるだけに、当てこすられるだけの意図へと錯綜し、復元されるだけの意味に居心地を求め、さすらい続けるノマドの大群が持ち込む大愚から、分裂症的な懐疑から、理解は、利害関係の中で、惜別していくシーンへと陥るだけの言葉を掬うだけに悲観し続けるシステム的な受精から、集合意識をカスタムするだけの信仰心にシンクロするだけの集団的な快楽が導く死よりも、恐ろしい生が見出す仕組みも、ただ、権力に荷担し、プログラミングされた恨みを濾過し、逡巡し続ける限りに、期待感を孕むだけで、その場で屈従し、朽ち果てるだけの自分を傍観し続けるだけのシステムに堅持するものへと、おのおのの苦しみは、隔世の感を謳うばかりで、自らを、おいてけぼりを食らったかのようにクラッシュする先に利己的な主人を生み出し、自らを他者に憑依させ、意味を、自らでくみ取らずに、組み上げられた意味を、あたかも、自らの手で組み立てたかのように示すような該当するものへと、疎外感を溜め込み、互いを恨むだけの純度から、獣性を用い、軽薄な理論へと交錯していく意味は、指定される義務へと加工され、離別していく真理にもとづくエゴから、行為は、排斥されるだけの言葉を支えに、最たる意味を損ない、そこかしこに苦しみをばらまくだけのウイルスとして働くだけに至り、訝る身体から、こぼれる瞬間的な道理が、アドレスに変わり、誰もがアクセスできてしまう危うさから、利己的な本質が用いる遅効から、蓄積される痛みをファイナライズすべく、すべてに厭うだけに浸る苦悩から、空虚感を寂寞へと巻き込み、邪推し続ける思考は、懐疑的なロンドを踊り、利己的な思想から、剥奪されるだけの意思が用いる位置的な悪から、空白に埋め込むだけの過去からの欺瞞から、偽装されるだけの真理に意思的な枯渇をくり返し、厭うだけの思想は、ただ、自らを破壊するためだけに、絶えず他者から借りた言葉を、他者の身体を介して伝えるだけに至るような悔悟から、回想に耽るだけの理想から、リセットされるだけの月日や、つくづくに迫る痛みに改善されない今に欺瞞を持ち続けるだけに、空間的な割合に果てるだけの猜疑心を再インストールし、今をごまかし、傲慢を生み出すだけに堕落し続ける先に現れ、復元されるだけの愛は、海馬に埋め込まれた映像を、今にリバイバルさせるだけに、リリカルなものを損ない、そこで生み出される美しさを見られずに、導かれる過去へと交錯していく精神は、世界性から離れ、ただ、自らに乖離し、理解を生まずに、過去に屈従するほどに、物事の趨勢に気付かずに、ただ、押し流され、自ら知って流れる事を知らずに、誰に流される事を、気楽なものだ、と捉える先に、途絶える意識は、訝るだけに至り、位置づけられるものへと引き渡され、流されるだけの意思は、濁流へと飲み込まれ、自ら考える事を失い、ただ、そこにあふれるものだけを、答えとして認識するだけに横溢する瞬間の汚穢から、終わりへと巻き込まれるだけに、与えられる不安から偶感が与える端々に迫るセオリーに反するような機械的な道理に論証すら無く、ただ、流れに反し、伝えられるものなどは、ほとんど、利己的な理想であり、利口なものほど、魯鈍なものと化し、与えられる権力的な傀儡として、増幅する快楽と共にひた走るほどに、自らを見失い、見返りを求めるだけに、代償を求め、ほしがる意思は、欠乏していくだけの現在の奴隷として、同居する本質を虐待し、怯懦な者を虐める先に、幼気な自己を疎外させるだけに至るような乖離から、寡占され続けるだけの経済にあふれる虚偽から、虚像を崇め、自らの影に追い越され、どれが自分かすらも分からなくなるような文化的な競争から、驕傲なものが生まれ、強制的に支配され、心身がバラバラになり、膠着し続ける意識も硬化し、孤独を背負うだけの義務へと交換される苦しみを運ぶだけの原理へと離床し続ける苦しみを生きる事こそが、正解のように扱われるだけの労働の清さなどを謳うプロパガンダや、コマーシャリズムに騙されるだけの不潔さに、差異を用いても、騙される感覚すら持たぬような愚鈍な者に伝えるべきベクトルも、精神性を持たずに、ただ、自覚する事も無く、自らの獣性にひた走る間に、こぼれ落ちる愛から、獰猛な意思が、疎外された世界へと恨みを用い、愛されないから、とねたみ僻むほどに、聡明なものは失われ、培うべき理想も、希望にまで至らずに、伝えられるものに与えられる自らの身体を、自らで、血合いし続け、その空虚な身体に入れ込まれ、嵌め込まれるだけの強制的な理想に隷属させられる事にすら気が付かぬ者たちの亡霊がさまよう問いから放たれる悲しさや、苦しみを昇華させるほどのよろこびは、自らが感じ、考える事だけにあふれ、自分で考える以上に、考え続け、自らの深淵に至り、考えをも凌駕し、少しの浮遊感を感じる事に、境目も無く、与えられる意味などは、何ら意味も持たずに、今をとどめるだけに過ぎない事を知る。