昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

介するもの

対外にあふれる感情が、
無神経な身体を捨て、
謀略をめぐらせるだけの
退嬰的な意味と、
途端に疎外される世界からの隔離や、
世界のカラクリを解き、
傀儡と化するだけの
現在を操る糸を切り、
自らの遺愛に基づき、
すべてが終わるはずも無い夜や、
すべてが、与えられるだけに
満たないものを生み出すだけに
浸る悲観を打ち倒し、
純粋な自己に飢渇するだけの
エゴから、行為にもとづく整合から、
荘厳な行為にもとづく
永劫へと飢渇し続ける先に
現れる本質を愛する。