昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

警報

どこかにあるようで、
なにもどこにも無く、
内実に迫るジレンマが、
悪魔的なものを編み込み、
悪へと誘う同意から、
同情を用い、
神へと誘うほどに、
リンクする空疎な問答から、
昏倒する意識は、
なにも見えずに、
ただ、あるものを、
あるものとして
見定める間に、
定まらぬ思いがさまよい、
今に陰鬱な衝動を抱え、
自らの苦しみをさまよう欠如に至る。