昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

壊疽

廃墟と化した街並み、
漠然と受け取る飢えた表情や、
表現を捨て、
カタストロフがはじまり、
交わる月日に重なる心象が
ジオラマのようだ、と語る
空虚な君の嗚咽だけがシンクロし、
痛みを飛翔させ、
悲愁にあえぐ時にへだてられた、
惰性に満ちた日々をにらむ。