昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-10-21から1日間の記事一覧

ままならぬ君

不死身の君、孤独に流動しては、冷めた目をして、つむぐ未来はやましく屠られて、現実を食べ尽くす機械的で、ドラスティックな変化から、面影も唐揚げにされて、口の大きいだけの化け物に食い尽くされて、繋がれたら未来を器用に縫い付けるだけの堕落した主…

策略

物陰で拡散されるたくさんの言葉。交わる先では、誰かを妬む鼓動。同化していく行き先は不安定で、貧相なものだし、噛みしめるほどに、他者との交わりは不潔のように感じ、妬む行き先に、加えられた痛みの翅。苦痛を瞬く思いは、順序を持たずに、次々と行き…

真偽

時間を押し広げながら迫る雲、空洞で同化する意識の波形。猶予にねじれるノスタルジア。林立する行方は、老け込むほどによるに吸い込まれて、陰鬱な焦土から生まれた意識から、軽薄な面影から遊離していく往々とした瞬間、ゆらぐ空間に満たされていくリター…

調教

意識は自由自在で、いさかいすらなく、境目すらないと思うこともない動物たちは、自分が自由であることなどは求めずに、考えを捨て、つたない日々を歩む。無垢な真理で悶々とする余韻から開けていく動機は、時を待たずに、物陰から発生する意識的な汚穢を昇…

気体

夜の深淵に入る。増える悠遠の端々に集まる素晴らしい瞬間。現れるよろこびが敷衍して、新しいだけの君を迎えに行き、同じ終わりを何度も迎え、帰巣する真理は機械的であるし、あらゆる制限を生んで、今を苦しめる。酩酊していく真意。常用している彼女たち…

頑健

焦燥感で跳ねるウサギ、屈折するほどによろこび増していく私、手渡しでもらう揺動、罪深いとうたう馬鹿どもの残党。

改ざん

改ざんされる動機をかき乱しながら、蓄積する道理を破砕し、新たな思いを構築させ、陰鬱な木々を超えて、静謐な余韻を消費する。

矯激

夢の先の傀儡。混沌とした国の中で探す、仰々しい立秋と、完全なる愛の下腹部にちりばめられたメタファーが乱立する風景に沈殿する意思。教条がラフに深慮するあたりから、一切は裏切りの反復。類似品であふれ、高騰するだけの、似たような関連性に征服され…

鈍感な空

カルマを巡回する記憶の処刑人、甘美な結末に敷衍する罪の味、緻密な計算を続ける機械たち、心がない分、美しい君たちを祝福する言葉の雨。

内面性

からからになった身体に通う苦痛なんかを通過して、君の苦しみなんかは、繰り返されることもないし、自分を愛するがゆえに、誰かを傷つける必要もなくなったあたりから、自分とは確かなものになる。