昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

幼稚な機械

聞く耳を持たぬ私は、
聞く聞かぬという以前に、
何かを聞くとは、
今に機械的な論調を吐き出し、
とがめるだけに至るような、
意識的な儀式へと誘い、
ただ、多目的なものを受け入れ、
経過するものに
偏りを示すような呪詛にしか思えず、
今に煩うだけに至り、
いたわる事を知らずに、
誰かを支配し、
操作するだけに至るような
言葉を配するだけに至るような
ものを聞かない。