2017-02-26 幼稚な機械 聞く耳を持たぬ私は、 聞く聞かぬという以前に、 何かを聞くとは、 今に機械的な論調を吐き出し、 とがめるだけに至るような、 意識的な儀式へと誘い、 ただ、多目的なものを受け入れ、 経過するものに 偏りを示すような呪詛にしか思えず、 今に煩うだけに至り、 いたわる事を知らずに、 誰かを支配し、 操作するだけに至るような 言葉を配するだけに至るような ものを聞かない。