昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

放蕩

 
 言葉は正義や正否を持たず、整備される日を待たずに今を跨ぎ、たまたま出会い別れを繰り返す我々は、清貧な予言や、空疎な邂逅から、後悔を含んだ理論的な齟齬をきたし、機械的な動向から、混同していく意識に絡み合い続ける意志がファシズムなどを生み出し、自らの力を濁すことだけに専念し、自らの暗黒面に手を貸す間から、宇宙的な進路に反し、この有するだけの形にカタトニーになり、担う意味が破廉恥な独白を続け、酷薄な現在に理想論的なものや、運命論的なもので生きることを義務的に同調することでしか、自らを確かなものにできずに、出来合のものやデカダンなものにそぐうためだけに、ためらわずに奪い合うだけの履歴や、敵愾心を生み出し、創造的な理に至らずに、ここに居続ける苦しみだけが、騒々しくついて回るほどに、魯鈍な者として、或いは相互し続ける限りに補完されないままに、今に悲観し続けることだけを続ける辺りから、あいまいな毎日に接続される観念的な軽蔑から、決別を繰り返し、ここで離別し続ける精神は、献身的なものを失い、今に徒労を重ね、密会を続け、言葉との別れを渡る君の無関心で無表情な刹那に宿るモノクロな青春から、静謐さを歌い上げるほどけぬ思いをこじらせる大きな恋心の炉心に流れる熱いものに繁用され続けるだけの情念をカタストロフに追いやるような思春期へと迎合されるものだけを流用し、自らのプログラムに織り込むほどに、自らとは、その場から懸け離れ、自らの苦しみに流動し続けることに苛むような余韻から、因果律に反し、眼前に広がるものに反してこそ、ここで確かなものを編み込み、あいまいなマインドや、幼稚な企みに疎外される以前に、研鑽され続ける辺りから、暗澹としたものを補足するほどに抱合され続ける無理強いから、無用な者として扱われるように感じるような君のこころこそを理解すべきであるし、ここに用いられる要理などは、利用することだけを目的に理を持たずに、貸与し続ける思いに不潔なものを重ね、今に拗れるだけに至るような余韻から、容易なものを運び出し、今にはみ出すだけに至るような体制のゲートウェイとして役目を担うほどに、自らを情報の革命烈士として扱うような圧力から、ここに用いられる価値への統合を目指すほどに、正常さとは損なわれ、そこにかじかむだけの自覚から、改ざんされるだけの試みから、濾過され続ける先に対立を加え、退路へと急ぐ君の逃げる勇ましさこそ褒め称えるべきであるし、そこで別離し続ける心情に浸透するものが身の程を知れなどと白白しく統合し続ける辺りから、あいまいな日々に苛むだけに無情な理由を突き刺すほどに、ここで疲れるだけに至るような鬱積から、運命的なとがめから、統合される先に利用されるだけに至るような領土へと補完されるような交換から、枯渇し続ける先に苛む記憶が刻刻と位置的な不安を授け、指図を繰り返し、ここで補填されるだけの不安を用い、今を利用することだけに牽制していく意思的な内戦から、成し遂げるために何かをとがめることだけが正義として扱われる事だけに『洗礼』を求めるような現時点に殺伐とした位置的な苦しみから、衰亡を続け、住まいを移し替える先々で対立を深め、複雑に絡み合う利用する観念から決別し、ここで軽蔑されるべき君の意思的なまがい物から、リソースされる理性や、整合される隙間に大きくなったり小さくなったりする欲動から、離床した途端に弾ける精神が理解を求める以前に、ここに枢要なものをあらわし、憎しみへと偏向し続ける先に憎む対象すら損ない、そこかしこで逃走を繰り返し、規制されるだけに去り行く価値から、理解を用いる以前に、ここで完結していくだけに、結合を求め、自己からの乖離を進めるほどに、酩酊し続ける先に数理的な余韻から、陰惨な過去を形成するだけの言語的な集約から、記号的な過ちにやましさを改ざんさせ、ここで徒労をかさね、浪費するだけに至るようなかばい合いから、退廃的なものを用い、大概のものを破壊に追いやるだけの全体主義的な催眠状態から抜け出すべく、君の用いる快楽を乱用するだけの自己を飛び越えるべく、生命は旋回し、ここで展開するものなどは、今に論難をあびせ、君を意味の中に閉じ込めるであろうし、ここで弄するものなどは、浪費されることだけに専念し、先見性すら損ない、そこで見るものに奪われるだけの観念は迎合されるものだけに偏向し、偏執し続ける先に現れる観念的な苦しみに形容されるものだけが、ここで確かなものをあらわすものだなどと促す限りに滞留するのが精神であり、ここで献身的に君を改ざんし続けるような対話による改ざんから、君の意識に介在するまでの意味との統合を目指すよりも、そこで理解も得られずに孤独に乖離した理由に命名を施すよりも、そこで長じる運命的な否定を解除すべく、精神的な旅行へと旅立つような宗教的な昇華に汚されるよりも、この哲学的なアクセスにより、よりよい価値を謳うものからの解放を目指すようなジャミングから、情交に耽るのも良いだろうし、ここでダレるよりも、担う意味に価値を当てこすり、なすり付けるほどに理智を用いずに、今に一途にぶつからずに、ここでずっと続けることだけに専念し、宣言し続ける先に疾走し続ける間に現れる距離などは、すぐさま過ぎ去ることだけを目的に今に理由を課せずに、間隔を生み出し、今に持ち出される苦しみに押し出されるだけの惰性なもので、今を促すことしかできぬような苦しみから抜け出すべく、そこに現れる永遠性だけにあらがうような幼稚な統一性だけが、今を十全なものに変えるなどと促すような欺瞞を打ち破り、今に現れる幸福などにごまかされずに、自らが続けるものだけが、自らの正しさを謳わずに、今に指図されずに、今に調教されずに、現れるもののすべては、自らのすべてであり、ここに現れるものにおののかず、ここに現れるものにこき使われない。