昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

理解を捨てた後

軽薄な影を捨て、
迫害されるだけの幼稚な仕組みから、
ここで統治されるものなどは、
お家に帰るためだけの競争や、
そこで強要されるものが
今を改ざんし、
懺悔すべきだ、と責め立て、
互いをとがめるための
理想を強制し、
そこで積み上げられたものだけを、
神として出迎えるのだ、という
意識的な抑圧が生み出す
善悪が示す罪の意識や、
そこで加えられる罰に恐れるためだけに、
何かを抑圧するような統治を求める
幼稚さだけが全面に出ている。