昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2017-04-20から1日間の記事一覧

ここで正されるもの

用いられた言葉で君は騙されるだろうし、あくまでここで保たれたものなどは、意味を見つけられずに、さまようだけに至った経緯から、倦怠感を吐き出し、破壊的な衝動を抑えるための転換期や、用いられた悪に従うだけの君の無関心さに拍車をかけるような掃き…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 理解されることなどは求めることもなくなり、そこで戸惑うほどに、つまらないものを形成し、利己的なものに変わり、物言うほどに孤立していくだけにいたるよろこびや、そこで確信を得て、何かをしりぞける間に生まれる愛のような…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 明晰なものすらなくなり、ここでなくなるものなどは、人間が生み出した価値に過ぎず、そこで満たないから、と捨てるのも、誰かが踏み台にし、そこで生み出されたものを否定するような意識を作り出したことにより、生まれた価値に…

理解を捨てた後

軽薄な影を捨て、 迫害されるだけの幼稚な仕組みから、 ここで統治されるものなどは、 お家に帰るためだけの競争や、 そこで強要されるものが 今を改ざんし、 懺悔すべきだ、と責め立て、 互いをとがめるための 理想を強制し、 そこで積み上げられたものだけ…

放蕩

言葉は正義や正否を持たず、整備される日を待たずに今を跨ぎ、たまたま出会い別れを繰り返す我々は、清貧な予言や、空疎な邂逅から、後悔を含んだ理論的な齟齬をきたし、機械的な動向から、混同していく意識に絡み合い続ける意志がファシズムなどを生み出し…