昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

明くる日の朝食

屈折した夜をかかえこんだ
朝のよりどころのような雲どもが
不平不満をまき散らし、
兵器的な昼から、
平均的なものを謳うだけの
短絡的で幼稚な戦車が徘徊する街並みや、
銀河みたいな服を着て、
世紀的な宴を繰り返すだけの
家畜どもの憂いや、
夕闇に拡散され、
攪拌されるだけの普遍的な不潔さに
反吐すらも吐かずに、
すべて無視して平気に歩く。