2017-09-23 明くる日の朝食 屈折した夜をかかえこんだ 朝のよりどころのような雲どもが 不平不満をまき散らし、 兵器的な昼から、 平均的なものを謳うだけの 短絡的で幼稚な戦車が徘徊する街並みや、 銀河みたいな服を着て、 世紀的な宴を繰り返すだけの 家畜どもの憂いや、 夕闇に拡散され、 攪拌されるだけの普遍的な不潔さに 反吐すらも吐かずに、 すべて無視して平気に歩く。