昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

介在


 抵抗することも忘れ、与えられるために求める答えなどは、即座に存在を拘束するだけである、と存在とは瞬間にぬぎすて、途端に現れる自分などは、そこに存在すらもせずに、そこで即席に設置され、与えられる影響により、保たれる関係などにもたれかかり、よりかかるほどに、擁立するものなどは今に論難を用い、求められるほどに補填される理由などに複製されるだけの真実などに朝は拓けていき補完されるだけの関連性に連動する感情などを縫合するための医師どもが徘徊する深夜に樹立するものなどは、退嬰的なもので今をごまかし、進むこととは、絶えず退廃に向かうための儀式なのだ、と幼稚に管理するほどに蓄積する苦悩が高揚感をたずさえずに、対立を続け、つたない意識は、雨に濡れ、俯瞰を焦がすような夏も平静を保てずに破壊され、幼稚なギミックを馳せる冬に偽装されるだけの数多の軌跡は透明なものを補完しては、自らの偶感がもたらす悲しみを癒やすためのためらいから、超然とした生活を送るために横溢する瞬間に果てるだけの私は即座に浮遊し、運命論から放たれ、時間的な猶予などは、自然状態ではなく、科学的な伴侶により攪拌された真実などは、真実であることを追い求め、元手をとるために泰然とせずに、設置されるだけの言葉のカラクリから抜け出せずに打算されるものにしいたげられ、加速する自由とは、理由を探すほどに空しさも倍増するらしい、と想定されるものがかき鳴らす瞬間的なディストーションに揺れ、油然と現れる面影などは、今を測るための欺瞞をもたらし、不満足を謳い、打ち付けられる真理は、奪われるための感情を用い、もたらされるものに奪われるためにもたらされるよろこびなどは贋物であるのに元来そなわったものを崇めるだけのあいまいなマインドなどを保護するほどに放浪する真実は、浸食されるままにむしばまれる自己を葬るための儀式へと加工される今に汚い算用を加え、残骸と化し、後に残るものなどもないのに、そこで求め続けるほどに保持し堅持するものなどは、堅実さを損ない、喪失感にゆだねられるだけの苦しみなどは、空間的な空腹を癒やすために退廃する意思は、未熟なままに効率を求め、疎外させるために粗悪なものを持ち寄り、みちみちていく憎悪を複製し続けるためだけにためらわずに奪うための軋轢を生み出し、毎日に磔にされ、測られるだけの神を設立し、それを摂理だ、とうながすための法で飽和されるものなどは、何かのモニュメントに変わり、石化するだけの意思を用い、何かを形有るものに収めるための勇躍などは、単なる犠牲であり続けるための犠牲であることをよろこび続けることに寄りかかり、有するものに強請られ、誘導されるための真実は、垂涎の的として代償を用い、解消されない痛みを罪に変換し、意味をまとうほどに、的外れなものを崇め、緩慢にそぐうものだけを偶像として供え、開示されるものや、快活な動機をもたらさずに、用いられる苦しみを加工し、改善されない痛みを回収するためのラビリンスを生み出し、惰性に汲み取る意味は、朽ち果てるだけの世界に孤立し、実感もなく、緩和もされない、と感触もなく、執行されるための苦しみが設立するものや、接続されるために鬱積する思いが謳うものに左右され、刷新されるべき精神も静謐さをそこない、そこで食い込むものに無残に奪われるほどに増していく敬神は、意識的な苦しみを横柄に掻き乱し、戒律を生み出し、今をとがめるためのダメージを与え、加えられる苦しみに加工されるための真実などをなぞる途端に深まる謎や、羽化する瞬間に主体性は体制にこびへつらい、行動に従属するための苦悩を加工する。テクノロジーは未来永劫に衰退しないように思わせるために絶えず互いを血を啜るような吸血鬼どもが徘徊するようなプログラムを泳ぎ、対価を求めるための都市間に現れる比率などはヒリヒリしたものを呼び出し、呼び覚まされる真実とは、そこで遅配を加え、何かを対立させるために携帯するものを改悪しては、自らの苦しみを律動するための輪唱から、神話を用い、生み出されるものに束縛されるための憶測から、空疎な自分を磔にして、憎むことだけが、優越感にひたるための近道である、と地殻変動を起こすべきなのに、誰かが用いて率いた価値を今に引き伸ばすことだけが、正しいことのように意識を占領することこそが、自らを不潔なものに変えるのであり、狩られるよりも、狩るよりも、自然的なものを用い、何かを占領するよりも、そこで対立し続ける力の関係を調べ、ただ介する間に生まれ存在することを憎むよりも、ここで誰よりもいちばん笑うことをめざす。