昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

関与


 ヒロイズムなんてものは、ペシミストが謳う幻想だ!!と惰性に叫ぶ空が赤色に果て、原始的な連想をたずさえ、献身的な干渉から怠惰におちいるだけの偶像に馳せる思いは、近状を駆け抜け、開示されるものなどは、どれもモノアミンをしなびさせ、ヘモグロビンに毒素を与え、供給されるものが過剰なエゴをたずさえ、明けない夜を呪うような連中と同化することだけが、同一性を落ち着かせ、主体性を手に入れ、体制と同化し、同一化を終えることだけが、ここでの正常さをなだめるのだ、と官僚的な動物がうろつき、法的な支配に縫合される結末に滑落する運命どもは、生きて失することに恐れをなし、むらがるだけが、ここでの苦しみを押さえ込み、鬱積していく現在に点在していくものを抑圧させ、徳などを求めるために欲を押さえ込むのだ、と押しつけるほどに、欲は暴走するものであるし、そこで謳われる真理などに朦朧とするほどに、売買される心身は、深淵で破砕され、甘美な結末に華美なものを設立し、そこで同族嫌悪におちいり、動物的に互いを食い散らかし、朽ち果てても尚、求める貪婪さだけが、生物的な強度を決め込むことに理性なども無いから、人間と名付けられるだけに補完されている馬鹿みたいな連中が満たない、と等差を作り出し、惰性が導く結末をクレヨンで描く子供たちの孤独を捏造する大人たちが晩成になびく謳われるだけの真実などに鬱々としていき、支配されることで現れる義務に裁かれるほどに増していく快楽に邁進していくものを配信するだけの背徳の獣たちは、懐疑的なほどに一つの時点を愛することで不潔さを加速させ、そこで包括されるものだけを自らの愛のように語るような連中が獰猛にうごめく。緩慢な道理の門をけやぶり、怠惰で傲慢で不埒な者どもがアドレスの中で慟哭する先々で対立を深めるだけの緩慢な等差におとずれる軋轢に肥やされるものなどは、何かを育てることの苦しみを苦しむことだけが、ここでの苦しみを濾過し、包括される先々で冷然と長ける思いは、終焉に巻き込まれ、構造的な苦しみによがる青春や、静謐の彼方で簡単に処理される思いにいぶかりながら、過信を続け、つたない思いを加工するためのギミックに諦観するほどにほどこされる思いは、システマチックなものに変わり、ロマン主義などは、傲岸なものが生み出す悲劇的な割合に経度を示すための策略であり、構造的なものによがるための快楽を生み出す傀儡どもの卑屈なテーゼなのだ、と抵抗するほどに革命とはほど遠く、革命の中で開花していく暴力性に支配され、制度の中でしか、革命とは、革命としての意味を発揮しないから、革命とは失敗に終わるのであり、加勢する意識的なものに巻き込まれ、自らを悄然たるものに変えることに怯えるだけでは、出来合のものに意識を奪われ、自らの考えにあらがえずに、終幕に怖じ気付くだけの不安にうち負かされる。リビドーを加速させ、こめかみに当てられたリボルバーの冷たさに耐え、絶えずシンクロし、圧壊していくだけの自由という言葉に満たない代物を集め、代価を求めるほどに、価値とはそつないものに変わり、そこで求められるだけの価値に押さえ込まれ、混濁する意識に充当されるものなどを案じるほどに、意思とはあいまいなものに変わり、自らをモニュメントに変える。すべての価値を取り外すために、互いをとがめることを辞めるべきだ、とためらう意識は、濫觴するものを恨む以前に、現れるものを恨むという姿勢を正すべきだ、と謳う者こそ卑屈なモンスターであり、あらゆるライバルをけおとすために措置される言葉に同化しながら、自らをデカダンに染め上げ、意識とダンスすることを知らずに、何かに踊らされることを目的にだいたいのものを捉えるだけの惰性な認識などは、自らの意志で動くことを知らずに、何かに動かされることを行動などとうながすような過ちに気付かずに、気遣いなどを謳いながら、消極的に作用する屈折した意識に域を生み出し、無為に投げかけられるものが掛け替えの無いもののように扱われる先々で退廃的な呪詛を続けるだけの預言者として、自らの未来すら見えないくせに、何かを見つめようとするほどに腐る視点は、視線をどこに向けて良いかすらわからずに、自らを保身で染め上げ、方針を書き換えるために操作することに夢中な宦官どもがうろつく国家などに骨格すら無く、そこでちぐはぐな未来を措置し、何かを装置的に処理することだけを目的で、泥酔者をスリするような者どもが、この軛を扱い、何かを保つために抑圧し続けることだけが、この場所を保つことなのだ、という原理的な汚穢を加工するだけの品位に固執する者どもの理屈などに押しつぶされる前に何かをまねするだけの出来合の者が産出するこのようなルサンチマンの理屈からは逃げ出すべきである。逃げても良いんだ。ただどこまでも逃げて、誰にも、何にもつかまれぬように、と。