昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

虚像の街に抗いながら、蔓延る意識に破壊されるだけの存在として定義を持ち出し、敢行すべきものすら失い、奪い合うための動機だけが、そこかしこに重複し、複製されるだけの真実を真実として崇めるほどに繰り返される苦しみを昇華させるためのよろこび、まる