昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2018-03-09から1日間の記事一覧

私たちの逃避行

すべてはまがい物だ、と君は叫んだ。形あるものの終わりの最中で悲劇的な公約をむすび、短絡的に同化するだけに景色がうながすアニミズムが打ち出した形式から離れられずに、ここに居続ける価値と、愚鈍であるために儲ける機械として生きるべきだ、と娶る瞬…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 収まらない思いが暴走し、おざなりなものや、多用されるだけのものや、物物しいものにしいたげられ、従うことを強制されるほどに去勢され、仰仰しく与えられたものが僥倖を運ぶなど、とうながすような金言などを破棄する、まる

思いとは加速し、 枷すらもよろこびに変わり、 のらりくらりと、 どこにもとどまらずに、 確かな愛を堪能する。

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 色褪せる瞬間に羽ばたき、用いられるものが連絡を伝え、退避し続ける思いが横暴なものを携え、世紀を超える、まる

急所

うごめく孤独な人たちの失意にふれる幽霊どもの理屈が全体性を歌い上げ、軽やかに帰結すべき場所で狩られるための彼らの慟哭が、道理として迎え入れられるほどに憧憬し続ける者がシステムを形成し、捨てられるための権利から、理性をとがめるための法理の中…