昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。

憧憬するほどにどれも同じようなものを、同じような場面でてなずけられ、抵抗することもなく、ただ与えられるものをおいしく食しているフリをしながら、理不尽なものとの対立を続けるほどに自らのみすぼらしさすらも見失い、統べられるほどに、ほとんどは補完されるためのものに過ぎない、と償いを謳う、まる