昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

かろやかに歌う鳥


 君を破壊するのは、君自身であり、外から与えられる影響や、そこかしこに現れる力学が、自らを責めるべきだ、とうながすような善悪に是非などは無く、ただ現れるものが決めつけるものなどのすべてに反するべく、自らとは産まれるのであり、そこからあふれでるものだけが、そのほかのものに影響を与えるのだ、と独善的な消費を終えた精神の経路から乖離し、理解をふかめるよりもそこで正されることもなければ、そこからバラバラになるべく、さよならを告げ、つたない意識を破壊するために知り得る四季などを謳歌し、瞬間に現れる全容が果たすべき義務などを謳うほどに、そこでのギミックの装甲ばかりを高め、互い違いになりながら、担う意味も似合わず、そそくさと逃げ出すことが価値を構築し、自らをよく見せようなどとも思わずに盗難されるがままに緩慢な精神がゆらぎ、誘導される先々で補完されるものすらすたれ、疲れたままにままならぬ自己を引きずり、卑近なものを羽化させるために、この生命とは躍動を続け、約束も守らずに果たすべき義務だけに進むべきだ、と独善的な独裁者は語るだろうし、当たり散らすだけの輩が備わる一帯で一体感すらも保てずに、用いられる原理や、利己的に迫る意味に帰巣するために断続するシーンに寂寞がからまり、加工される義務や、犠牲的な支配から、芝居を続けるだけの世界や、躍動できずに、操作されるがままに寛容さを捨て去った一帯を這いずりながら、配備される間に攻め入る価値や、懐古に迫る復元されるだけの今に欺瞞を授け、与えられたものの価値をあてがわれ、あいまいな今にマインドもくずれさり、露見するものが謳う保険や、そこで互換されるものが悟性を騙り、対価を用い、改革を謳い、ねじ伏せられた現在に現れる懸隔や、慧眼を用いずに、見つめる先にみすぼらしいままに現れる瞬間を愛することもできずに、出来合のものを愛するほどに足並み揃え、同じようなものを恨むために現れるものを捕獲し、矯正するために施設に送られ、そこでの正しさを保つために、この世界とは有るのだ、と騙る者どもの残酷な数理や、理想を用いるほどに奴隷として生きることの楽さに滑落し、そこで支払われるものにあしらわれ、あいまいに渇する間に詠じられるもののほとんどは、露骨な嘘で固められた虚栄なものが司る呪文のようだね、と垂涎しながら、カタルシスに至る快楽主義的な暴動がすさんざエゴを水彩画で描いている間に結末は、進路を失い、何かを奪うための闘争へと移行し、行為は、行使されるための暴力性を加速させながら、現れるものに対する疑問や、対処するほどに大したものでもないのに、そこで担ぎ上げられることにより、価値とは、価値しての意味をつかまされ、退屈なものに変わるのであり、理想の中で破裂する理性や、規制されるほどに増していく反発から、配備される間に現れる疑問すらも後ろめたいものに改ざんするだけの段階にそぐう価値に遭遇し、相互する意思は、色彩を失い、誰かに色づけされることを厭わずに、自らで色を塗ることを知らないから、死や愛を利用し儲けようとするのであり、あらゆるさだめを用い、最たる意味をそこない、装置的に発散される快楽の傀儡として、懐疑的な思いを用いずに、求められるままに添い続ける思いは、聡明さをそこない、喪失感に打ち砕かれ、可憐なままに隠滅していく。陰鬱な森で証拠も残さずに解体される動植物たちが踊る深夜。再現されるものすら不必要に謝絶される間にふりそそぐ陽光の尊さを測るような等差から、猜疑心を用いる鳥たちが乱立する風景に継承されるものなどは、自ら用いる答えに苦しめられるための答えにより、快楽に浸るようなマゾヒズムどもが右往左往する疲れた風景などは見る必要性もないから、かいがいしく貪るだけの論理的な瞬間に時計すらも不必要で、ふちどる粒子や、流動する先々で戒律を打ち砕き、短絡的で笑顔で消費する今すら過去に成り得る間になれあうよりも、成し遂げるための意味すらも要らず、ただ適当にさまよい、有する価値も、ほとんどはさだめを失い、さまようだけであるし、そこでの価値の家畜として捕食されるために干し草を貪るよりも、無作法なままに、作動するものに関するよりも、ここでの感心を求めるよりも、ここで考えが発生し、蔓延る間に腐敗する前に、保たれるための意味にもたれかかるよりも鋭く歌うことに重きを置く。