昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

公平性も潰えた夜にささげる

敵とは外からも内からもあふれ、
敷衍する苦しみを待ち受けるだけの
前衛的な時を切り開くべき愛すらも枯渇しているのだ、と
妥当な位置から放たれる力とは、
位置的なものの抜け殻のようなものである、と
宣言するような選民的な意識から、
空疎な互換を施すための公地公民を謳うだけの
道理や動機などについやされた行動をも破綻に追いやり、
横溢する瞬間に記号化する幼稚な論理に
加速する思いが競争を繰り返し、
空疎な自分を補完するための思いを投棄するよりも、
そのまま内からも外からも飛び出し、
自由である事すら忘れ、
ただ加算され、
かさなるだけの意味から逃避する。

だから僕は闘って死ぬ。
詩を産出しながら、
果てない私欲をランダムに運ぶだけの
短絡的な動機を徘徊する
饐えたプロパガンダを燃やし尽くし、
業火の中で絢爛豪華な夢を吐き出しながら、
無くならない痛みなどはなく、
ただ儚く契りを交わすような
ささやかな愛すらもなく、
ただたび重なるほどに腐るだけの日常に
ヒビが入り、背徳などを謳うだけの
短絡的な革命をも攪乱し、
攪拌される半径から
よがるだけの隙間でダレた風と遊び、
繁栄するものなどは、
ものの見事に散るのがさだめではあるが、
誰かのために破壊するための繁栄ではないから、
何かを壊すためだけに猛る動機などは
クソ以下のものであるし、
あらゆる権限などは、
その場で破棄されるべきであるし、
用いられる動機などを利用し、
そこで高められるものなどは、
何かを崇めるために理想を利用し、
希望を滅亡においやるための教育こそを破壊し、
創造的に至るべく、
足りないものなどは、
足りないままで良いのだ、と
惰性に導かれても、
いつかは見くびり、
排出されるものに追いやられ、
荒れ果てた意味の幼稚さに攻め入られ、
ここで用いられるものなどは、
徒に消費され、
枯渇するほどに求めるものとの不一致から、
同一性を謳うほどに、
非道さを増していく大衆性から、
偏見を変換するだけの動機が謳う道理や、
陸地を奪うためのミサイルが狩る瞬間や、
修正されるための意味の掃きだめで形成された宗教などが、
ちりばめる論理などを破棄するために、
この生命とは潰えることなく、
復元されることもなければ、
瞬間的に散り行くだけだ、と
ニヒリズムやペシミズムが浸透する以前に、
美麗に散るのがさだめであり、
誰もがさめざめとながめる現前などに縫い付けられる物語などは、
その場で焼き尽くされるだけであり、
でたらめなものを、
今に供えるだけに至るような物事などのどれもは、
空疎なものを引きずりながら、
従うために割って入り込む者どもの卑屈さにより、
作られた義務を崇めるためだけに
続々と同じような者を生産し、
計算的に生産されるがままの
緩慢な機械として、
ゆだねられたものにたばねられることを目的に
行き交う人々が狩る者や奪う物で作られた街に
攻め入る生命の群れや、
実像を破壊するために裏切る売人や、
廃材を集め、
意気揚揚と殴るためにたむろする化け物どもの
巣窟のどれもが、
同じ地点から生まれ、
同じ平等などを謳うほどに荒んだ裏切りの配下として、
あらゆる言動にゆるぎない証人として、
あいまいなマインドに謳われる摂理を切実に説明するための
補完されるための物質として利用されることを、
生きるためだと思わされていることのことごとくに反するために生まれた。