昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

魔物

情報という牧草を食む音、
貪婪で鈍色の目をした
レジスタンスがうろつき、
ガイダンスに従い、
誰かを裁く音が響き渡る回廊で、
ノイズをかき鳴らし、
ノスタルジーに、
リリカルに消費される
詩的なニュアンスだけが、
情報の濁流から
個人という
愚鈍なケダモノを救うの、だ。