昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

貞潔

君であるという形、
君が崇める価値、
察知する今の先に
まかれた種や、
心音が延々となびいて、
タナトスを打ち砕き、
惰性な達成感に
導かれれ先で、
些細なしあわせを
ささやく余韻から、
価値の終わりをしめす値から、
新たな価値が生まれ、
価値の家畜として、
意思もなく放牧され、
方々に現れる欲に駆逐され、
締め出される思いが、
疎外感をかかえるほどに、
なにかを恨む意思に
供給される恐々とした思いが、
恐怖を形作り、
自らの影に怯えながら、
なにかを否定するほどに、
ふりかかる火の粉を払い、
ふれあうほどに、
自らの意思とは奪われるのではなく、
その外から現れる
微々たる影響により、
自らの意思とは削がれ、
自らが生み出す疎外感により、
孤立感を高め、
ルサンチマンや、
ニヒリズムに倒錯し、
等差を生み出す
ペシミストに成長し、
自らが生み出した価値により、
踏み潰されていく。