昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

権威的なものの影

黙々と黒い雲が動っきょる。
つたない意識の壁たるものを
駆逐するために、
わては生きてるんでっから、
誰かの苦しみを肩代わりにしながら、
ニヒリズムなんかを退治し、
ペシミズムをオペしては、
迎撃する現在に
悲愁さが迫るようなデカダンスな夜に
朽ち果てるよりも、
どこまでものぼるような
高揚感をたずさえるんです。