昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

啓蒙

迎合される罪を引き延ばすための規律につまずく君。与えられた影響を信仰し、のたうちまわる先で気配を隠し、君を拘束し、社会という檻に閉じ込められ、正しいからと、意識的な折檻を自らに加え、また借りした自由と、法則的なものや、その場で適合するために、正しい者であるフリをする普遍性こそが、不潔であることに気付かずに、その場で適応するほどに、自らとは汚れていき、陰鬱な焦土で呆然と立ち尽くし、そこで傍観するだけの意思は、だれかの失敗を捕食し、自らを太らせるだけに専念し、去勢されたての宦官たちがうそぶく支配的なコードにより、時代的なものに適正化を求められ、強制的にコマーシャルの中のあたたかい家族なんかを植え付けられ、そこで引き伸ばされる罪は、簡素なよろこびを求め、計画的に使われる金銭により、自らを緊縛し、快癒を求め、干渉する先々では、暇をつぶすための宣伝や情報から譲与されるものに囲われ、悔悟を用いて、自らの罪を引き合いに出し、他者を徹底的に破壊するための監視を続け、与えられた君の罪の甘美さにふるえるケダモノたちのルールに監禁されている自分自身をなぐさめるためだけに、他者を簡単に傷つける。傷ついた人々の骸。否定的な彼らは文字に恨みつらみを乗せて、自分の痛みを昇華させる。情報に罪はないからと、簡単に排除するだけのドラスティックな思いに老けていくだけの彼や彼女たち。希望という餌にむらがり、無作為に受け取る製品化されていく精神は、幸福だけを追い回し、自らの未熟さにより自らを絶えず傷つけていき、自らを犠牲にし、すべてを台無しにしていく。