昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2019-10-04から1日間の記事一覧

堆積

身体にまとわりつく風や時間。状況は硬直しながら、なにかを企て、希望にへだてられながら、歪んだ価値を見出し、自らの進路を妨害する。考えとは、自由を呼び覚まし、自らに命令を下しては、意識化するものの襞に吸い込まれる。便宜上の価値を打ち出し、打…

歓喜

似たような時間や季節でまん丸なって、似合わん過去なんかを上手に着こなして、なんか成し遂げるとか、健気に語る君の無知な栄養となるような瞬間に迎合されるもんなんか無視して、感覚だけで精錬される日々を祭り上げるよりも、相対する。

交換

痛々しく結ばれていくだけの記号的な愛、滑落していく思いに阻まれては、関与するほどにほつれては、捻じ曲げられて行く予感。

理想的な身体に決められた役目

調教されるだけの便利な君の身体に募る配役を終えた人々の群れ、無数の真理は形式を持たずに、命じられるものの中で、起算されずに、いじらしく悶える。

垂涎

走り回る君の音、コトコト鳴る君の鼓動、魂も抜けた蝉の抜け殻と、夏の青、愛された記憶の数々、たしなむ思いは夢の数だけ存在し、せいぜい生まれる範囲から、愛は加速し、心の枷を外し、ただよう意識は風に乗り、名前も捨てて、あるがままに世界を泳ぎ、カ…

清遊

頭ん中に数多の言葉がふりそそぐ。理由は甘美な光りに照らされ、際限なく凌ぐ愛が風景を摩擦し、走り抜ける思いは健気で、エモーションを伝染させながら、軽々しく歌う風景を撫で、欠乏していく意識の中、快活な動機を保ちながら、互い違いになる意思は眠り…

チクチクする理想

君は選ばされているばかりで、選ぶことを知らないと、支配者面した輩が、選民思想をかかえ、または、邪魔な精神が、邪悪な思想を背負い、加配されるものを、貪婪に駆逐し続けることが、セオリーであり、正義であると嘯き、排外主義や、レイシズムを加工し、…