昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

薄利多売

革命とは、単に人を貶める行動になりさがり、名ばかりのものを持ち上げ、自らの正当性を謳うばかりである。革命とは、ひとときの快楽であり、過ぎてしまえば皆すべて忘れ去り、同じような歴史を似たように繰り返す。何も学ばないのが人間であり、人間など期待するのが過ちであり、誤りである。誰も未だ人間を始めてすらいないのであり、人間と名付けられたら最後、人間というものに取り囲まれ、身動きすら取られなくなる。すべてはニセモノの快楽により傀儡化され、重ね合わせられるほどに見えにくくなり、すべては機械的な快適に支配され、芝居を続ける一般的な娯楽により、悟性は損なわれ、そこでないがしろにされてゆく使命は、命じられることにより簡素になる考えに押さえつけられ、自らの考えを失うという、自らの考えとは、自らの考えですらなく、そこですがる運命とは、何が正しいのかもわからなくなり、目的すらなく、そこで過信を続け、半信半疑になり、理解すらも損なわれ、そこかしこで参画するものに攪拌され、さえぎられる命はいびつな関係の中で連動する義務などに苛まれ、厭い続けるために貶められ、てなすげられた健気な解離性の生物たちが、固体化をうながし、対立を深めてゆく辺りから目的などはなくなり、ただ高揚するために融合し、さらなる快楽を求めるほどに、横暴な支配を受け入れ、短絡的な金により安置される理想などになじられながら、もたらされる快楽により呼び覚まされる喜びなどに、本質的な喜びはなく、そこで歯がゆく蝕まれ、毎日にずさんに混ざり合う不確かな何かが気だるく弄る間に理解などは消失し、ただ恨み合う先々では現実味が消失し、思い出に逍遥し、退屈な日々の対価により摩耗される精神は麻痺し、毎日に現れる不安の中で寂寞感が迫り、生命を脅かすほどの退屈の中で経過する時間に覆いかぶされ、加算されるだけの日々の錯覚に耐えきられずにぶっ放すマグナムの音がこだまする孤独な夜に保身に走ることもなく、ただひたすらに孤独で静謐な夜に共鳴する真理が命じることもなく、ただただ深まるだけの夜を鋭い眼差しで、眺める。