昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

2016-12-28から1日間の記事一覧

エクソダス

世界を救うものとは、何であろうか?信仰が欲深く変わり、捏造される真理にもとづくエゴが、行為にひざまずき、気付けば、誰もが従うことだけに快楽をみちびき、自らを傀儡として定めるだけに、見つけ出す意味も、今に降り積もる闇に変わり、肉迫するものや…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 去りゆく感情は、ゆくすえに希望を用い、モチーフとされる現在に点在する意識も、意味に手なずけられる以前に、全容に可決されるだけのことごとくに乖離し、与えられるものを邪推し、歪んだ価値から、偏った思想を生み出す以前に…

デジタルハードコア

手当たり次第に打ち込まれる鉄のようなハイハットの音が脳内で青色や白色や赤色に変化し、そこから流入する愛が、超自然的に融解し、溶け合う感情が、利己的なリベラリズムを超えて、転化をくり返し、展開を自らの意志だけで織り成し、揺るぎなく感化し合う…

すこし、わたしのはなしをしよう。

わたしの、はなしをしよう。 一部始終に備わる苦しみも、そよ風にゆられ、何に苦しんで居るのかすらも忘れ、今に居座るほどに、その苦しみとは、考えに入り込み、もんもんとしていくだけに、指定される義務的な要素をふくんだ、今にがんじがらめになり、かん…

ふくらむ身体

怯える君の表情を確かめるよりも、 よろこび敷衍することに 演じるだけの意思を疎外させ、 そこに順序を生み出し、 何かに従事させるよりも、 倫理観を用い、 何かを奪うだけに至るような 徒に消費する先々に 募るものに流浪し、 ただ自由すらも感じぬ身体を…

先験的なもの

空間的な敗北感が迫り、狭い価値に立証されるだけの起源を追いかけ、浸透する意味に偽善的な信用を攪拌させ、猜疑心を打ち消させるような描写に偏るだけの私情は慢心へと至り、並行宇宙を破壊し、カタストロフへと至らせるような世界的な嗚咽から、契合され…