昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

雷雨

悲しい思い出は、どこかに置いといて、さあ踊りましょう、と語る君が乖離していく行き先、複製される真実とエレジー、記憶とシンフォニーが混ざり合い、民主主義を破壊する頃、受胎告知された制限から解き放たれる宇宙的な襞につつまれ、紀元前から定期的に抱えていた苦しみにより崩壊していく物質的な馴れ合いにより、悔悟なんかを生み出し逡巡するだけの、打算的な汚穢に適応するために、刷り込まれた教育や規律などに、従わないために、超大な拒絶を産まれてこの方続けて来た私だ、わずらわしい誇大妄想にすら擦り寄ることはないし、幼稚な扇動のギミックに参戦することもないし、言葉が理を踏みにじる辺りから、一切は、過激な理想の傀儡と化すし、カスタムされる数多の痛みから生える時折の窮屈さに発狂するだけの恋人たちの結末に重なる夜霧や、凡庸な傀儡たちが促す支配的な末路にそぐう価値などに、ビートを感じないから、とロックンロールにより腐敗したアダムとイブたちは、スキゾフレニア的に林檎を叩きつけたり、奪い合ったり、投げつけたり、と手当たり次第に強奪と謀略と暴力を繰り返しては、さまざまな終わりと始まりを謳い、君を騙したり神をねつ造したりしたのだとか、うそぶく曖昧な主観性から、君の世界とは、政治性により歪んでいくのか、とかんじんかなめなのは、その遡及される罪の羅列に支配される前に、適度に適応するほどに、その君が謳う終わりに飲み込まれるための情報や浄土のツールとして、利用されるだけに至るだけの身体と心が分裂して、そこかしこに分断を生んで、憤怒に至るだけの過ちや誤りから解き放たれ、はびこる悪意が、バビロンを吸収して、育つ花たちが加工する意識的な過ちや、加工された意味を暴くことも出来ずに、その場での過ちに引き摺られるほどに、卑近な例という偶像に昏倒していき、異物感をかかえ、機械的に重なる原理にそぐうものだけを崇める過ちに気付いていても、見て見ぬふりをしている。