昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

焦燥感

悲しんでばかりでは世界に雨が降りっぱなしだし、空いた巨大な穴に収まる思想の屍、新世界秩序を引き裂く爪、天使が産卵しているチェーンメールの裏、輪廻転生に戦慄く君の泡沫の午後に枯渇する国、資本主義的な麦稈帽をかぶり、ひれ伏す尺度、出来事のインナーマッスル、ジョービズの裏側、聞き飽きたお前のアイロニー、天から貰ったマイシューズ、お気に入りの真っ白なやつ、ずっとテクノロジーは無視して、無謬な余罪に別れを告げ、紺碧の理由を吐き捨てる、その刹那、そそっかしい君は、誰かのせいにしてばっか、快晴すらも憎んで、正解すらもどれか分からなくて、わい雑な観点に注がれる所以やら、変化やら偏執、収斂される結末や、喪失感に委ねられた顛末や、すべては、わずらわしいものを孕んだ優劣なんかで、今を締め付けてばかりいるし、徒に消費した観点から生まれた退屈な論理に齷齪しながら、萎びた意味をひけらかす君や、いくらかの過ちに現れるノルマや、能動的な波形や、数多の経過、抵抗し続ける君の過ちと、争うほどに無限性の結末が絡み合う末尾、大陸ごとに現れる制限に反発して、はびこる悪意が誇張する正義や犠牲にはセオリーなんてないし、絶えず蝕むだけの答えが体系なんかを用いては、怯えているだけの君が、惰性で引き伸ばした答えも遠退き、能動的な最後に結合されていく答えがやがて、朗々としている残虐性が世界を突き抜け、支配的な輩が示す差異なんかに騙されずに、刻々と変化する先々で変化するものに擦り寄る過程を打ち砕き、自分らしくとかいう胡散臭い呪いみないなものから抜け出す。