昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

固執

エネルギーとして、ネットワークをうごめく獣として、数百年は生きて来た孤独な森を降りて来たツァラトゥストラの背中、発信機を壊した後、すべての関わりを振り払い、また、孤独な森に帰るまでのお話を聞かす母親、あてがれた結末に駆逐された春、五月雨により枯渇していく精神の迎合、蝕まれる余韻と、インタラクティブな衝動による焦燥感が食い込む身体、国籍すら不要で、不潔な生業や、馴れ合うほどに離れていく人々の心音、発芽するセオリーや、印象に吐露する本音、願い事を翻して、夜が朝に変わり、昼が夜になるまでの関わり、加算されていく原因がお腹をすかして、未熟な今すらも捕食するようかしてる過ちにすがるだけの過ち、加勢する奴らの猜疑心や、疑心暗鬼により、犠牲を増やすための、扇動ばかりが目につくネットワーク、わい雑な座標をまさぐる肖像、男尊女卑やら、断線した機器、論理を吐き出すまやかしの国、傀儡と化した幼稚な統治やら、時間からも解き放たれた私は、神以前から、私とは備わり、襲いかかる誤りや憂鬱たちを打ち倒して、大切であると、謳われているものがもたらす無限性の不安を解消して、確かさを用いる答えなんかに騙されずに、今を刷新する。言葉の年輪を見つめながら、あてがわれた祝福がもたらす退屈な回答が、体系化する前に、己の幼稚さに麻痺していく現実をも愛するまでに至る画期的な自動更新、ほとばしるエゴにふさぎ込む君たち。