昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

誤り

発明家を断罪するだけの、この国、生えた感情を把握できないことが、何より恐怖に感じてしまう人々の蒸れた匂い、連動する意識に擦り寄る価値から超越し、厭世観を飛び越えて、日常に愛をさずけ、健気に同化する君たちに擦り寄る気配、期待感は、安易な欠如を迎え、乖離していく情景の花や、数多の波形、経過していく道理や過信、懐疑的な日常や、敵愾心なんかがジレンマを掻き乱し、介在する意味や、排斥される理由などなどに攻め入る影、高次の意思なんてものは存在せず、せいぜいそこに収まるものなどの殆どは、そこで保管されるものの奴隷になり、憎しみなんかを毎日調理し、自らの空腹を癒すような日々から逸脱し、たとえ孤独であろうが、今を謳歌する喜び、擦り寄るものもなければ、擦り寄ろうともしない、寂しくはないし、決意と真意だけで、歩き続けた日々に、崇高さなどはなく、あるのは、歯止めもなくあふれる力と、位置から抜け出して、甲斐甲斐しく迫る凡庸な幸を書き換え、全てが始まった後に、迫り来る過去に追いついてくる今、今を追い抜く過去から、全ての始まりは、今に交わる狂気や偶像の道具になるんだ、と、悲しむ君の固定観念、捻出される愛を燃料にしているセリーやセオリー、永遠に枝分かれしていく彼女たちの虚空、注ぐべき愛も潰え、ここで反復し続けた数十億年、何周も続けた命、ささやかな今に迫る狂気的な終わり。