昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

藝術的な伴侶

全体主義の道具になんてなりたくもないし、もうどうでも良いから、平身低頭を捨てて、馬鹿みたいに呑気に笑うべきであり、あらゆる原理は、現金で買えるらしく、何か、らしくすれば、真実のように語られ、事実は、ねじ曲げられ、誰かは、誰かのためにではなく、誰かの都合により、良し悪しは絶えず変化するのに、正しいかも知らずに、語られる事実に騙されてばかりいる。物質を捨てて、夜を旅する。ビートが煉瓦を壊し、がらんどうになった夜明けを探索する宇宙船が、森羅万象を破壊して、宇宙の肋骨を泳ぎ、擬態化する虫たちに擦り寄る流星や彗星の季語を探る傭兵たちの悔悟を寄せ集めて出来たのが、地球であるのだ、と、蛇行する意思に擦り寄る死などが、面影を食いぶちにして、なんとか生き永らえて来た、私たちを溶解するガンマ線を眺めながら、調和と破壊に群れる羊たちの毛が口に入り、屈託なく笑うグランジの神や、ぬけがらになった世界を愛の膜で包んだような洋菓子を頬張りながら、反証されるものの全てとは、独りよがりに求められる答えに寄り添わない者を抹殺し、混ざり合うことでしか、存在価値を見出せぬようでは、何かを認めたり受け入れたりできるはずもないし、憎しみばかりが先行し、誰かを陥れたいがために、ためらわずに、引き摺り下ろす後先に迫る罪深い文言が、セオリーなんかを突きつけ、君の意志を尊重せずに、ただ、全体主義的な大賛成が、制覇する値に擦り寄る価値が、君の勝手さを否定してばかりあるし、あてがわれた意味に合致しない君を、村社会的な戒律は、君を供儀として、ニセモノの神に捧げることでしか、自分たちの体裁を保てずに、もたらされる意味が、つたない狂気を孕み、憚ってばかりいる君の、意味的な密度に迫る原子爆弾や、原理的な衝動や、焦土や、アニミズム、散華や、残骸や、あらゆる手法がもたらす手口や、記載されているものに抑圧され、制限を生み出すために、ためらわずに消費していく時間という概念に反し、高まる思いは、詩的に昇華させ、情報に惑わされずに、ただ、あるものを、あるがままに、あらゆる雑多なプロセスが生み出す、分相応なものなどを突き抜け、わがままに突き進むの、だ。