昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

夜明け

自分たちこそが、正義だと思っている連中には、何を言っても聞かないし、自分たちが、正しいと思う間は、何が正しいかなんてのは、理解もできずに、正しさからは、乖離していくし、何の理解にも至らずに、押し付けられた正しさは、やがて、自らを蝕み、抑えられない衝動が、敵意を生み出し、自らにも牙を剥き、無惨にバラバラになった主体は、次なる宿主を探し、さまよう値に平伏すだけの過程や、そこかしこで過信し、経過していくものが、今を覆い尽くし、つたない動機が蔓延る世界の中で重複するものに服従し、複製された問いに根差された答えが、固定観念なんかを生み出し、今を縛るための体系化を終え、横溢していく意味に磔にされた神が、何も答えなども持たずに、伝えた愛も、誰かが手を加え、自らの価値のように語り、確かな愛はやがて、足枷に変わり、世界を狭めるだけに至った体制的な使用感が示す差異やら、狡猾な奴らが締め出した意味や、固執するほどに、高揚していく君の定めや、最中に現れるサインや、インタラクティブな焦土や、さんざめく値が、散漫な価値を均す間に、私たちの惨憺たる日々の中で過信ばかりして、加算される原理なんかに引き摺られた幸が、悲しそうにしているのを、見たことがあるし、そこでの正しさなんてものは、即席の理由に、正しさを押し付け、正しいのだから、と、平気に誰かを傷つけ、外に追いやるばかりである。