散々な結末を屠る闇、遠退く悩み事や、そこかしこで交換されるだけの愛、たちまちに迫る動機が、自覚する前の確かな精神に繋がれて、基礎を謳うだけの動機の奴隷として、蓄積する可能性を捕食するストーカーたちの群れ、寄贈された真理を突き破る角を用いて、モチーフとされるものや、モニュメントになってまで、その権威を吐き出す権力装置としての、罪や憎しみの膿、規制され、制限ばかりを生み出してまで、奪い合う精神の帰路、希望やら動機やらが加速し、戦争にまて発展する解離性の夏、つぶさに現れた保身が、君の理由を奪い、用いられた自由が、君を縛り付けるのを見てきたし、機械的な悲しみが及ぼす流行やら、流動的な敬神や、供儀として運ばれていく彼女の至福や、教義に汚された成否が、まだその効力があるかのように謳う間に、アイロニーや、路地から香る饐えた叙情やら、廃れた感情に覆い被さる保身などなどが、行軍を続け、渋滞になった真理を爆撃する幼稚な独裁者や、誰かの意味や血を補完するための、怠惰な亀の甲羅、羅針盤の上で踊る結末や末路や、慢性的な苦しみや食い込む量子や陵域、歪な心理の底で、包装されたプレゼントをも破壊するのが、人間というものです、と、諦観に浸るよりも、あらがい続けては、突き破るまで、犀の角で、恒久的な愛すら破砕し、はびこるアイロニーを散布するバビロンに抵抗し続け、つたない価値が汚した季節を詩的に変化させ、この緩慢で、曖昧な命だ、寂寞に生えた幼い記録を、大事に育てていきたい。