昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

硬質なリビドー

兵器利用されていく子供達が、延々と生み出されていく教室、群像にとろける悪魔的な枢要さを謳う病理、熱暴走を繰り返している脳内では、加速する別次元の宇宙に毒針を刺すサソリや、侵食していく意識的な汚穢を捕食する夢魔や、愚行を繰り返す構造的な愛の配下、耽溺をしては、さんざんな現状を嘆くばかりの君、暗澹とした衝動に揺れ動く夜の木々、分裂していく衝動が、次々に襲いかかる末路、全くの正義は、その場で廃滅して、印象的な結末の供儀として、前衛的な愛護の国に運ばれ、正義なんてものは、過去の遺物として、巣喰う価値が犇くアイロニカルな摂理の道具として、偶像崇拝を続けるだけの、ケチな僧侶たちの奴隷として、システマチックなナナフシたちが迫る蓋然性の端での攻防戦、住宅街では、磔にされたリビドーが、半狂乱しながら、萎びた事実に水を与えたりしながら、この重複する思いの中を泳ぐ高揚感のようなものが、今を形作るのであり、あらゆる理由は、強要されるだけの答えのために、今を抑圧して、あらゆる犠牲の一部になれなどと、迫る領域的な手配書を引き裂き、汚い過去が促す真実などに背いて、ここで構築されるものなどは、ここで簡単に君を縛り付け、規制したり、犠牲にしたりするだけだ、と、濡れた借用書を抱えた、権力的な輩が謳う世界に騙されずに、自分を信用し切る。