昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

快感

法などは、雲のようなものだ、と、哲学者がカタルシスに至るまでの距離に生まれた空白に、うずくまる動機を攪拌させる、孤独な少女、幼き道理が、誰かを、ガラクタに変えるころ、不潔な普遍性が加速して、世界を、いじらしく虐めるだけの君の支配、憎しみばかりを吸い込み成長した紙幣や貨幣、感染症を抱えた野良犬や、飛行機に掴まる巨大な蜘蛛、運命的なものを掲げては、加算される原理なんかに引き摺られていくだけの影や形、類似品が蹲る暗い工場の中、肥大化する愛や、悲哀に満ちた顔ばかりを撮る、悪趣味な大人たちが、金銭に変えるだけの、誤りばかりの価値が謳う幸福、そのようなものばかりが、今を抑圧し、よくあることなど、と、悪いことは、自然や悪魔や何かのせいにして、自分たちが、やったことを忘れてまで、誰かをたたくような間には、曖昧な正解や、形骸化した理想や、規制されるだけの毎日。未熟な世界の中では、正解なんてものは、未熟なままであるし、打ち出された答えなどは、打算的なものばかりで、惰性に現れた物語の中では、正しさなんてものは、役に立たないし、与えられた価値観が生み出す退屈な理想や、誠実さを謳う観点などは、幻想であるし、光の屈折により、見えたり隠れたりするだけであるし、あらゆる過程を踏み躙るための法が占拠だけの、ニセモノの過ちを飛び越えていく。f:id:jibmfmm:20231119043133j:image