昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

抵抗を用い勝利へと導く永遠性

あまりあるものを持った豊かな者である君は、まるで宇宙という母体を抱えた聖母のような愛に囲われ、重なる愛が悠遠に包まれ、羽ばたく愛が無数の思念を結び、平和を求めるほどに、退廃的な今の骸と化する。海鳥のように風まかせに世界とよじれる。高熱を抱えた夜は閉鎖的な冬に閉じこもり、やがて来る太陽を恨んでいる。メロディアスな大河が迫り、関わる理由は、輪廻を超え、凛然として果てる隙間からこぼれる世界を包む愛すら不潔に変わる。間接的に結ばれる意味が卑下し、全世界の悲鳴が鼓膜をつんざき、破れた鼓膜から廃残した主体を促すだけの身体を他者に介し、嵩む間に捉える痛みが平和を謳い、自由を奪うだけに至り、平和を謳い、暴力的に漁る間に抵抗を含ませ、世界自体を奪うだけに至る。用いられるすべては、理解を含まず、不満ばかりを促し、懐かしむ身体は崩壊を迎える。変えようと、もがけば、もがくほどに、歪んでいくばかりで、ほくそ笑む街め、と促す先に咳き込む真理が泡沫にひしめく。静謐な面影が、かけ替えもなく結ばれる。放たれる意識が結ぼれては、ほころびる愛がはにかみ、満たされる間の愛を巡る。愛の柔らかな肉感も、触れるほどに老い過ぎ去る。血も通わずに描かれた真実が理論をこじらせる。あたかも正しいのだ、と攻め入る理由や答えが産まれた時から合わずに、ここまで来られた意味にすら凝り固まり、凝固するギミックからリミッター解除し、暴走する思考から思想を引きずるだけの形が生み出すファシズムに反し、みずからの意味だけに帰還し、換算される数理から離れ、するりと抜ける今にスリルだけを求めるような今から離れ、毎日にはびこる意味だけを今につかむ。ズキズキ痛む身体をなだめては、情事に錯乱して、破壊的な歌にもだえる。苛烈な支配ばかりが、まかり通る事に世界とは、世界である事を見失う。前衛的な衝動用い、ネガティブな今朝を打ち破る。引き裂く今に旋転していく意識がどんどん掘り下げる差延から、印象とのずれを空間自体に伝える自己すら利己的な枢要さを用い、偽善的に至る行為に派生していくだけの動機を本質のように捉える。統合させよう、と投薬される現実から発汗していく永遠が先天的なものを跋扈し、現在を突き抜けていく。媒体する些細な愛がふやけ、敬虔な時に末広がる未来が高々と歌い出す。仕向ける意味すら今には邪魔であり、臨界点を超えて、永遠を突き抜けて、現在を消費していく。咎められた暴力が欲望を深化させ、破壊し尽くすだけに至る原理が、世界そのものを奪おう、と仕向ける。深まる知識だけが、永遠を伝い、あらゆる物事を真実に変える。おしゃれな街並みより、わびしく寂しい道を歩く。人生とは、何かと探す事により、問題の強度は高まり、見いだす答えすら、乗り超える。つれづれ引き取る後も孤愁に悶え、惜別する時間とのすれ違いに、孤立しては、受理する精神との肉薄をほどこし、近づく今に続く意識が、永遠とは、なんたるかを知る。何かに歩み寄り、理解しない限りに、思想は無い。ただ、思想などは、死んだの、だ。深まる余韻にしみいる影も、混沌に消え去り、新たな輝きを託し、永遠に変わる。人の考えをあたかも自分が語るもののように示し、自慢するような者になってはいけない。薄っぺらいナショナリズムを盾に促すルサンチマンが学ぶ事は、考える自由を奪う事にもなりうる。無知な者が促す無秩序な論理に損なうだけの影を追従する内側の論理に引き裂かれる世界誹謗中傷者が損なうだけの影を貨幣に変える。堕落するだけの関連に健忘しては、最たる意味を損ない緻密な今に意味を残そう、ともがく。

果たされるものに邪推を重ね、かさばる思いを高鳴る鼓動など摩擦させては、焦熱する先に放蕩を繰り返す倦怠感を攪拌しては、覚醒する先々に定理を結ぶ。永遠性に静謐な思いを掲げ、加算される原理に離床する朝から信念は白昼夢を飛び越える。原型すら持たずに、自由すらも超越する先に超克する苦しみに証拠すら残さず、記号として権力が措置される間に配置される愛すら不潔に至る。陰謀ばかりがまかり通り、権力とは、権力を誰が扱っているかすら気がつかずに、ただ従う先に用いられる圧力から、抑止し、まき散らす恐怖を媒体させるだけに退嬰的なものを体系に用いる。組織の中で乱用される快楽物質が、組織の中心が依存心を用い、一党独裁化するシステムの中で強大な迫害と追従を巻き起こし、誰もが死の恐怖に怯えるころには、何が権力を動かし、誰かが統治し、誰が支配しているのかすら不透明になる先に用いられる恐怖から苦痛が波及する。敷衍していく恐怖が現在を包み込み、すなどる間から裁かれる理由などが流動し、無神経な裁きから、大衆の目にさらされる処刑から、恐怖と出会い、自らに照合させるべき正義すら無く、ただすかさず迫る痛みに分裂していく現在に驕傲していくものを捉えるだけに物事の本質すら見失う。見過ごす間に迫る理想は、供給される恐怖政治により、定位置に置かれ、置かれた心情は、その場で孤立するだけに延々と引きずる間に放置され、保護もされずにさらされる自然の中で対立する互いの痛みに退廃しては、モノクロームな心情にアナーキズムを抱え、傷口に迫る強固な個人主義が嘔吐を誘い、内心に迫る清貧さを途絶えさせ、配られる餌で肥えるか?はたまた飢餓に追いやられ、従うだけに追いやられる心情はやせ細り、無抵抗なままに国家に従うだけに終えるかに陥れるだけの幸福に迫る交付から贋物の価値に剪定される意識は、自らを咲かす以前に錯覚し、調和を求めようと近づく悪意こそが、いちばんの悪だという事に気づきもしない。

譲歩するほどに思いや考えは、その場で不満を生み出し、満足を媒介させ、怠惰な理論に打ち消される。内心に波及する怒号のようなものが今にシンクロし、無償な価値などに至るころには、ほとんどの価値は家畜の餌として、それを食い散らかす貪婪な者の死を引き取る間に娶る感覚は消費するだけの関連に条理を用い、誰をも抑圧する。抵抗を加えるべきは、周辺と周囲に用いられる圧力か?はたまた見えずに支配し、見えぬままに抑止させる与えられた教育たる協調が用いた怠惰な概念と観念であるか?ほとんどの関連に権力を牽引し、物事に権利を叫ぶころには、この人間というものは、最もな悪意のモルモットとして、誰をも憎悪するように仕向ける。