昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

迎合

利己的な答えが降る体系的な汚穢、エモーショナルな動機を吐き捨てる君の口が培ってきたものの全てに混ざり合う動機がまかり通るまでの軌跡、理論的なものを相続する所以を嬲る君たちの恒常的な等差には参加しないで、内服する悲しみに迫る期限や、軽快な理想を企てる惰性な結末や末路、遭遇する価値が生み出す偶像や、固定観念などに平伏す諦観を抱え込んだ奴等の偶像崇拝、枢要なものなどほとんどなくて、そこで補填されるもののほとんどが、そつなく排除され、掃き溜めを泳ぐ平衡感覚が無い君たちのエゴ、枯渇していくだけの欲の吹き溜まりから現れる壮年期の怪物、君たちは、考える頭もないから、その場に根を根差し、根暗な万能感に悦に浸り、縁を否定し、悲観的な観点や観念から生み出される打算的なものから、孤独な道理が打ち出す苦しみ、器官的な等閑やらにさまたげられる健気さにそぐう価値などを謳う過ちの子、狡猾な者だけが、成功に至るのだ、と固い誓いの中で空想を抱き、異物感と怒りがさんざめき、ミキサーに入れられた関係性などが、誓約書を燃やし、催すだけの市場に絡まる可憐な叙情詩などが、真理的なファストフード店で、ドーナツやハンバーガーなどに反駁するあたりから、すれ違い罵り合うカップルたちの終焉の内臓をCTで見ては、惨憺たる結末とは、内臓にまで影響を及ぼす的な論文を書き終えた私は、身体とは、怠惰な荷物であり、精神とは、宇宙と調和し、澱んだものを昇華させるための超越が云々と、神秘主義に傾倒するわけもなく、この現実とは、退屈であり、徹底的な支配の中で、どこまでも逸脱し、言い訳がましく緩慢で、くしくもこうして、君とのわだかまりを感じながら、かんじんかなめなものすらなく、ただひたすらにわがままなままであるし、君のことなど、分かりるはずもないし、分かったところで、飽きてしまうだけであろうし、あらゆる弊害が、生活感や普遍性を用いて、今を束縛するだけであろうし、要するに、君を大嫌いであるし、あらゆる偏見に寄りかかり、都合の良い意見などに賛成すらせずに、ひたすらに日々をそそのかし、うそぶき、蹴散らす。

雷雨

悲しい思い出は、どこかに置いといて、さあ踊りましょう、と語る君が乖離していく行き先、複製される真実とエレジー、記憶とシンフォニーが混ざり合い、民主主義を破壊する頃、受胎告知された制限から解き放たれる宇宙的な襞につつまれ、紀元前から定期的に抱えていた苦しみにより崩壊していく物質的な馴れ合いにより、悔悟なんかを生み出し逡巡するだけの、打算的な汚穢に適応するために、刷り込まれた教育や規律などに、従わないために、超大な拒絶を産まれてこの方続けて来た私だ、わずらわしい誇大妄想にすら擦り寄ることはないし、幼稚な扇動のギミックに参戦することもないし、言葉が理を踏みにじる辺りから、一切は、過激な理想の傀儡と化すし、カスタムされる数多の痛みから生える時折の窮屈さに発狂するだけの恋人たちの結末に重なる夜霧や、凡庸な傀儡たちが促す支配的な末路にそぐう価値などに、ビートを感じないから、とロックンロールにより腐敗したアダムとイブたちは、スキゾフレニア的に林檎を叩きつけたり、奪い合ったり、投げつけたり、と手当たり次第に強奪と謀略と暴力を繰り返しては、さまざまな終わりと始まりを謳い、君を騙したり神をねつ造したりしたのだとか、うそぶく曖昧な主観性から、君の世界とは、政治性により歪んでいくのか、とかんじんかなめなのは、その遡及される罪の羅列に支配される前に、適度に適応するほどに、その君が謳う終わりに飲み込まれるための情報や浄土のツールとして、利用されるだけに至るだけの身体と心が分裂して、そこかしこに分断を生んで、憤怒に至るだけの過ちや誤りから解き放たれ、はびこる悪意が、バビロンを吸収して、育つ花たちが加工する意識的な過ちや、加工された意味を暴くことも出来ずに、その場での過ちに引き摺られるほどに、卑近な例という偶像に昏倒していき、異物感をかかえ、機械的に重なる原理にそぐうものだけを崇める過ちに気付いていても、見て見ぬふりをしている。

起伏

膨張する起伏について研究している博士たちの狂気を観察している傍観者たる私を俯瞰で眺める乖離した私を観察している私の終わらぬ分裂、最たる意味を喪失し、細胞分裂を繰り返す先では、意味などは、位置的な罪に這いずりながら、離散する一切の弔いを終え、超然とした球体たる惑星とは、何故にこれほどまで敢然とした球体であるのか、という思いのぬかるみにはまり込んだが故に、自動手記を繰り返すシュルレアリストたちの無音映画をぼんやりと眺める夏が肥大し、あらゆる悲劇を積乱雲に変化させる間にも、ささやかな愛が成長し、いつしか確かな憎しみに変わり、孤独に垂涎する獣のディナーに並ぶ私の心や身体、やましい記憶を飲み干す涅槃のサラリーマンたち、大義を破棄した神の独占欲などなどが、尋問を続ける理念を創造する構造から排除された君の夏風邪、家族間に幽閉された君の記号や、希望を傍受するスパイたちの無垢なヘッドフォンからこぼれる懐かしい曲の合間にも、分裂した私が肥大していくの、とアリス症候群の群勢が捉える巨大な幽体、理想論的な人々の忘我を吸い込む掃除機に乗った現代的な魔女、人類の存亡を、損得勘定で測るだけのあいまいな出来事の着心地、コンソールや混淆やらが麻痺した絵文字と混ざり合い、ドラスティックな面影に司るハートフルな論理にチグハグな情況を重ね合わせ、君との相対性なんか知ったこっちゃない、と諦める先々では、行き先など持たずに、ただ支え合うほどに増していく憎しみの中で悲哀なんかを用いて騙すだけの彼女たちの打算的な虚空を埋めるための紙幣や貨幣、装填される夏、散り散りになった虫たちのセレナーデ、偽物の吸盤で吸い付くタコたちの終わり、理性すらもないから、慟哭するのだ、と辛気臭い弔いの青臭さに差額を支払う君の抑揚がない返事、紀元前から何も変わらずに私たちの煩わしい問題を引き摺りながら、擬態化を続けるナナフシたちの退廃的な呪詛に揺れる木の枝や葉を眺めている間に、世界とは終わりもしないし、はじまりもせず、ただひたすらに続いて行くのか、と。

欠如

おぞましい結末に映える花、自生する真理がもつれる先に現れる艱難辛苦、しびれた大脳に届いた手紙にとがめられ、この孤独な夕食に肥大していく悲哀が、タナトスなんかを呼び覚まして、豪華絢爛な粛清の後に迫る建築的な妄想や、模倣するだけの君の礎なんかを破壊して、芸術的な昇華を終え、延々と演繹することにより現れる恍惚と隙間風にゆらぐ末端から現れる不自然な怒りのようなものが生み出す発疹、生きた心地もしない、と嵌まり込む闇の隙間から過ぎ去るだけの日々の中で分散していく結末の腫瘍、豊かなのは、名ばかりで、ただ今を継続するために訪れる諦観と軋轢、まやかしとバジュラ、卵巣と虚偽などなどが、艶かしく光る貪婪な部屋で、閉鎖的な計算を続けるアナグラムの外宇宙、街路樹に吊り下がるアップルウォッチや、怨嗟を解き放つ花崗岩や、約束も守りたくないから君を捨てた私の受胎告知やら、国籍すらもいらないから、宇宙との完璧な結婚を求めて、遥か無知な様相で夏をピーラーで剥いて、カレーかなんかに入れたりして、いびつで無神経な君の化合物をふりかけたご飯をぱくぱくと食う空白の覇者が、カタルシスに至るまでの距離に復元される可能世界から抜け出して、ポリゴンやアノニマスたちが踊るから、なんか楽しくなって、どうしょうもない幼少期の破片をかき集めて作ったクロワッサンに住まう甲殻類たちの喜びが、私をくすぐるから、私も笑って、わずらわしいことなんかが、困難や税金なんかを用いて、みんなをいじめるから、世界や社会なんか裏切って、みんな適当に生きるべきなのだよ。すべて諦めてみなよ、と揺蕩う秋の風、枷を外した君の風邪、着の身着のままで走り去る汗、感傷的で幼気な子供たちの横柄な思春期から解き放たれて、艶然と長ける笑顔の隙間からは、曙光が現れて、なんか生きているだけでじゅうにぶんである、と。

震撼

慌てふためくだけの君の過剰な面影、ニヒリズムたちが唾を吐く夜空、審美眼を捨てて、ステロイドを打つウッドストックのヒッピーたち、倫理観などを破棄した後に迫る余罪の加護により、閉鎖的な義務感から解放されたカウボーイたちの銃口が光る夏の空、肥大化するアミニズムにシンクロする思春期の少女たちの自主規制、誓願書の中に書いた落書き、解体新書と懐疑的な昨日の交わりを癒すために呑むモヒートの中を泳ぐミントの葉、大義を捨てたペリカンたちの大きなクチバシに挟まれたサルたちの群れ、空腹を抱えたネコたちの枯れた鳴き声、平伏すことはしないで、内服した瞬間が伝う高気圧とコギト、六法全書発泡酒、退廃的なムーブメントの魚として泳ぎ続けるボードレールの梅毒が脳内にまで到達し、あらゆる悲劇を硬直させたショーペンハウワー、犠牲的な観念を推敲し続ける先には入道雲、発疹の最中に現れる元素記号や、便宜的な彼女の刹那や欺瞞などが、大衆的なものを切り刻み、機械的な気配に妨げられるだけの人々が受理する豊かさなどに攻め入られ、静謐な予感に排除された骸たちとの互換性なんかを謳う国家的なプロセスに反し、そこで抑圧されるだけに至るよくある一日、擁護されるほどにフォーマット化され、恍惚としていくだけの被害妄想が肥大し、美化されるだけの物語の中で、これ見よがしに得意げな君のすべてを見下した表情の美しさが、刷新する臥薪嘗胆、外反母趾の母たちのアノミー、幼稚な初夏に現れた既婚者たちの修復を終え、演繹し続ける先では、最たる意味を消失し、償いばかりを謳う退屈な気配から抜け出して、怠惰なままに侵食する意味を引き剥がす。星であった記憶を納棺してまで、人間として生きるのは、どんな気持ちだい?と促す君の問いの中には、ロジカルなものは一切存在せず、漂う儀式的で詩的な昇華にだけ、本質や真実は存在し、せいぜいそこに収まるだけの論調や風潮などに、支配されずに、ただただ思うままに執り行うことに、美しさとは現れるのか、と。

凍える木々

ためらいを生むだけの動機の巣窟、具現化される結末の波形、経過していくだけの義務的な証拠、乱立するこの世の終わりなどが、頼りなく結ばれては、放たれ、離れていくだけに至るような今朝の収斂、連想される行方を切り取っては、互い違いになる面影、無様なのが、この命に集約された記憶を蝕んばんだり、堕落するだけに至るような意思に収容されていく要因やらにヒットしては、痩せ細っていく道理から突き放され、はびこる悪意が童心に帰り、戒律などを貪る餓鬼どもの憂鬱で語られる共通語や、窮屈な道理に突き動かされ、掻き乱される余韻に現れる犀利な狂気、空白を埋め尽くす黒や白、知り合うほどに、愛するとは、程遠いものに至り、いぶかるほどに深まる愛のぬかるみに嵌り、はびこる愛が、あらゆる苦痛にひたるほどに、狂信的なものに至り、理念を忘れ、ただ瀕するほどに表される普通に黙り込む君に相似する永遠や、投棄されるだけの惰性な生活感にかぶされた王冠を脱いで、埋め尽くされるアイロニーに批判的な模写を繰り返すパブロフの犬たる君たちのタナトス、なじる隅々にシューティングを繰り広げ、限界を生み出すだけの答えを排除して、制限が動機を狂騒に接続して、思春期を滅亡させた詩的な深度、猜疑心を駆逐するための戦艦がうごめく戦争の鼓動、憎しみを飛び越えた辺りに備蓄された最後の愛などを謳う連中の怪しさ、最たる意味すら持たずに、くたばるのが運命ってやつであり、その真実も、実は時代性の病に侵され、深慮なんてものもないから、拝んだり祈ってばかりいるだなど、と胡散臭い君の硬直した思想にこそ、憎しみってものが詰まった膿のようだね、と嘯く。

余力

空腹を埋めるための生活の中、かじかむ自覚から、敷衍していく意識的な敗残、残骸と化した語弊の最中、対比されるだけの彼や彼女たちの慟哭、むしばむ昨日から逃れるために打ち出される狂気と強要、殺伐とした動機の中で加速する道理が蠢き、厚かましい終焉に巻き込まれ、混濁する意識に抱え込んだ低気圧が降らせる雨が、やがてすべてを飲み込んでしまい、従うだけしかできない輩の住まいが水浸しになって、馴れ合うだけの一コマを浄化しただの、と促す君のペシミズムになんか関わりたくもないし、途端にくたばるだけの私たちの市場を攪拌するための、超破壊的な行為により、その場は更地になり、憎しみばかりに追従する連中が仕向ける横暴なジレンマにさまたげられる前に、漂う知識が抱える合併症により、加速する終わりに保たれるものにもたれかかるだけの君の打算的な集約やら、口約束やらが、司る幼稚な国家の基盤や骨格までもが錆びたり歪んだりしているから、この世界というものは、退屈なままであるし、いくら働いても、満足いく結果も得られずに、今に朽ち果ててしまうだけであるし、ずさんな彼らの私情に散漫な儀式の最中、嗚咽することでカタルシスに至る彼女たちの汚穢が修復する主観などによじ登る亡者どもの至福、恒常的な下僕として、ノスタルジーな羽化を続ける意識的な鳥たちのハミングを聞いては、気配を化膿させるだけの夏の太陽のまやかしにより、悔悟を溜め込む機械的な身体が用いる関与や、概要などに孕んだランダムな起伏、迎合されるために破産した王家、楽しみすらいらないから、と労わることも忘れ、孤独に散りばめられたメタファーなどを吸い込むストロー、誕生日すら忘れられた君の孤独が爛れる猛暑、神との和解を終え、時間的な顛末により、廃墟と化す意識的な都会、改ざんされるだけの忌々しい日々からログアウトし、浪費させられるだけの意味を蹴散らし、自分にまた帰り着く。