昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

凍える木々

ためらいを生むだけの動機の巣窟、具現化される結末の波形、経過していくだけの義務的な証拠、乱立するこの世の終わりなどが、頼りなく結ばれては、放たれ、離れていくだけに至るような今朝の収斂、連想される行方を切り取っては、互い違いになる面影、無様なのが、この命に集約された記憶を蝕んばんだり、堕落するだけに至るような意思に収容されていく要因やらにヒットしては、痩せ細っていく道理から突き放され、はびこる悪意が童心に帰り、戒律などを貪る餓鬼どもの憂鬱で語られる共通語や、窮屈な道理に突き動かされ、掻き乱される余韻に現れる犀利な狂気、空白を埋め尽くす黒や白、知り合うほどに、愛するとは、程遠いものに至り、いぶかるほどに深まる愛のぬかるみに嵌り、はびこる愛が、あらゆる苦痛にひたるほどに、狂信的なものに至り、理念を忘れ、ただ瀕するほどに表される普通に黙り込む君に相似する永遠や、投棄されるだけの惰性な生活感にかぶされた王冠を脱いで、埋め尽くされるアイロニーに批判的な模写を繰り返すパブロフの犬たる君たちのタナトス、なじる隅々にシューティングを繰り広げ、限界を生み出すだけの答えを排除して、制限が動機を狂騒に接続して、思春期を滅亡させた詩的な深度、猜疑心を駆逐するための戦艦がうごめく戦争の鼓動、憎しみを飛び越えた辺りに備蓄された最後の愛などを謳う連中の怪しさ、最たる意味すら持たずに、くたばるのが運命ってやつであり、その真実も、実は時代性の病に侵され、深慮なんてものもないから、拝んだり祈ってばかりいるだなど、と胡散臭い君の硬直した思想にこそ、憎しみってものが詰まった膿のようだね、と嘯く。