昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

余力

空腹を埋めるための生活の中、かじかむ自覚から、敷衍していく意識的な敗残、残骸と化した語弊の最中、対比されるだけの彼や彼女たちの慟哭、むしばむ昨日から逃れるために打ち出される狂気と強要、殺伐とした動機の中で加速する道理が蠢き、厚かましい終焉に巻き込まれ、混濁する意識に抱え込んだ低気圧が降らせる雨が、やがてすべてを飲み込んでしまい、従うだけしかできない輩の住まいが水浸しになって、馴れ合うだけの一コマを浄化しただの、と促す君のペシミズムになんか関わりたくもないし、途端にくたばるだけの私たちの市場を攪拌するための、超破壊的な行為により、その場は更地になり、憎しみばかりに追従する連中が仕向ける横暴なジレンマにさまたげられる前に、漂う知識が抱える合併症により、加速する終わりに保たれるものにもたれかかるだけの君の打算的な集約やら、口約束やらが、司る幼稚な国家の基盤や骨格までもが錆びたり歪んだりしているから、この世界というものは、退屈なままであるし、いくら働いても、満足いく結果も得られずに、今に朽ち果ててしまうだけであるし、ずさんな彼らの私情に散漫な儀式の最中、嗚咽することでカタルシスに至る彼女たちの汚穢が修復する主観などによじ登る亡者どもの至福、恒常的な下僕として、ノスタルジーな羽化を続ける意識的な鳥たちのハミングを聞いては、気配を化膿させるだけの夏の太陽のまやかしにより、悔悟を溜め込む機械的な身体が用いる関与や、概要などに孕んだランダムな起伏、迎合されるために破産した王家、楽しみすらいらないから、と労わることも忘れ、孤独に散りばめられたメタファーなどを吸い込むストロー、誕生日すら忘れられた君の孤独が爛れる猛暑、神との和解を終え、時間的な顛末により、廃墟と化す意識的な都会、改ざんされるだけの忌々しい日々からログアウトし、浪費させられるだけの意味を蹴散らし、自分にまた帰り着く。