昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

希望と改心

?目の前の事すら見ずに傾き陥る思考が生み出す行為が傀儡的に踊り出す。 ? 政府が脅し立てる恐怖が雰囲気を打ち砕き、ただ従う以前に諦観し、ただ諂うだけに贖う意味が互い、摩擦しては磨耗され、訪れる軋轢がカタストロフを促す。?存在の軽さに疎外され、世界を往復する意識は屠られ、未熟な時間に帰還する合間にも、我関せず、と唸る自身から意味は排除される。 統治する者が生まれた時点で、国家的なものは、破滅に至る。 ただ統治する者が阻み、跋扈するだけに従わされる人民は、行き場を無くし、ただ収監される国家たる監獄で苦しむだけに至る。 そこに幸せは無く、ただ言葉ばかりの幸福が、その場を蝕む。 何も恐れるな、ただ行けば尊い、とタオイズムが語る先々に花開く自然的なガイダンスに身を預ける。 どこからが私で、どこまでが私なのか、という不信感から存在的なものから乖離し、考え悩む事に移行する。 囚われず逃避し、はみ出す事こそが、生きる事であり、尽きない思いをリリカルに吐き出し、書き換える事が生きる、という事に収まらずに、自らを分裂的に拡散していき、超誇大妄想的質感が迫り、乱用される月日にネガティヴに逃れては、届かないまでに、隠遁していく温もりある母体に閉じこもり、蒙る矢先を凌ぎ競い合う動機に補完され、配する愛に排斥され続ける。 永遠は距離や時間にあらず、ただ有する事にはみ出るままに損なわれ、氾濫する。?コミュニティーを排除し、分裂的に配する季節を流浪し、醸し出す雰囲気に一途につながるよりも、連綿たる瞬間に色素を与えながら、儚く契る由縁を押し広げ、断続する理由を孕ませる現時点を濾過し、連続する意味をすなどり、退くあたりから知り合う理由を持たずに、ただ抗うだけに注がれる過程を引き離し、衰亡するままに崩壊する今を批判的に乗り越え、組み替え、関係に現れる意味を相互させては、荘厳な月日に根ざす今から吸い取る意味を退けては、健気な今に保たれることすら引き離していく。 死はどこに置いていかれるのか? 無くなる、とはどういう事なのか? 果たす義務は、さして理由も無く、システマチックに沈み込んでいく隅々から別れ出て、二度と同じ場所には帰り着かないアンティークな感情携え、通わぬ心に、か弱い今をこぼす。 生み出す考えから悪意が生まれ、生み出す幻想から恨みがはみ出し阻む。 ただ自ら生み出す敵意だけが、自らを疚しく苦しめる。 ただ卑しく映し出す自分から悲劇は生まれ、完璧なペシミズムに移行する。 あらゆる原因は、自ら生み出すに満たないものを、あたかも周囲が巻き込んでいくかのように、見せられているだけに満たないものを繰り返し、反復させていくだけに過ぎない。 あらゆる価値は偏り始める。 始まりは、救う者ひとりから始まり、集まり群がる者の私利私欲が入り混じり、単なる救いから、巨大な悪意に変わる。