昇華

時間を超える意志的な憐れや戯れ

形骸化する先々

俗世にいても、すぐさま隠遁し、俗悪を剥ぎ取る。 繰り返し更新される存在を蝉蛻しては、移送される事柄から乾いては、手懐ける動機に近接しては、成否を下すだけに堕落しては、静謐な由縁に気質を授け、ぶつかる理由を探し当てては、諦観する先々に帰巣するシーンに緩和していく。 充実する夢からかけ離れ、掛け違えた意味から意図を持たずに、接続される果てに退きながら、堅持する理由から濾過し、朗唱される真実に補完され、互換する時から絆は歪み、塞ぎ込む今から意味を競合させては、軽薄な時間を超越しては、精神的な経路を改竄し、会話を界隈にこぼし、縫合される先々に我は無くて、儚く掴まり司る今からつまらぬ事もたくさんあふれようが、御構い無しに進む今からすさまずに、蓄積される事から、この意味は勇躍し続け、期待感を孕み、産み落とす今から時は充実し、地中深くねざす事が歪み、期日を持たず、軸を捨て去り、時空に行き交う理由を破棄し、判然と生み出す永劫に告白し続け、艶麗に包まれる事から、界隈は傀儡化し、順序を用い、次々に迫る浪費を流浪させては、投棄する由縁に討議を続け、懈怠する身体を解き放ち、懐かしむ狭い価値から、利便性ばかりが利口だと促すだけに堕落した主体を促す意味合いから破棄される途端に痛んだ身体を引きずり、陰鬱な今にイメージを授けては、退廃する今朝から乖離し、回帰するままを受け取り、取引を重ね、捏造されるだけに去りゆく価値から解体される全容に心象は、信用ばかりを求め、とりとめもなく入り混じり、溶け合い対象を持たずに中庸を保ち、用いる全容から固結し、コギトを捨て去り、最たる倫理を打ち砕き、代用される彼方に希望を授けるべく生命は価値を持たず、たゆまずに続ける意志から理屈を抜き取り、自らが生み出す意味を叫ぶ。